2018年3月28日水曜日

味わう感触!!広がるイメージ!!


YMCAつるみ保育園造形あそびのご報告

今年度も定期的に関東学院大学教育学部の照沼晃子先生にお越しいただき、絵の具や土粘土、木の枝や木の実、お米や布など様々な素材を用いて造形遊びを楽しんできました。
今年度最後の造形遊びのテーマは「トイレットペーパー」。3回にわたって「トイレットペーパー」を使った遊びを楽しみました。
初回、3色のトイレットペーパーを手にして、子どもたちの反応は様々。目を輝かせてひたすら芯になるまで引き出したり、プツンとちぎってみたり、中には「これで遊んでいいのかな?」と保育者の様子を伺う子もいました。






照沼先生の優しい声掛けや楽しい雰囲気に誘われて、戸惑っていた子たちも次第に遊びに入ってきました。友だちと一緒にペーパーを引き出してお部屋の端まで伸ばしてみたり、身体に巻きつけてみたり・・・段ボールいっぱいにペーパーを詰めてフカフカとした感触を楽しむ子もいました。「これは川だよ」「こっちは船」トイレットペーパーを使って見立て遊びも広がります。





















 2回目は地域の方もお招きし、5組の親子の皆さんが参加してくださいました。和やかな雰囲気の中、お母さんと一緒にゆったりとペーパーの感触を楽しむ様子が見られました。後半は在園の子たちも加わり、新しい遊び方に挑戦。食紅で色づけたカラフルな糊を使って夢中で塗りつけたり張りつけたりすることを楽しんでいました。







さらに3回目は幼児クラスの子も加わりペーパーがあちこちにヒラヒラ舞飛ぶ、よりダイナミックな遊びへと発展していきました。




子どもたちの発想は豊かで一つの素材で色々な遊び方が見つかり、一つの素材が様々なイメージへ変身していきました。身近な物をテーマとして取り上げ遊びに用いてみることで改めてその特性に気付いたり、子どもたちの柔軟な心が普段何気なく使っている物の新たな魅力を引き出してくれました。


(YMCAつるみ保育園 関口 美帆)

2018年3月22日木曜日

笑顔いっぱいの思い出


YMCAつるみ保育園・お別れ遠足のご報告

 3月6日(火)、YMCAつるみ保育園では、ぞう組(5歳児)ときりん組(4歳児)で、こども自然公園(大池公園)に行ってきました。この一年たくさん一緒に遊んできた2クラス。まもなく、ぞうぐみは小学生となるので一緒に遠足に行くのも最後の機会となります。
 子どもたちは以前から楽しみにしていた子が多く、バスの中は出発前から笑顔であふれていました。


 こども自然公園に着き園内を散策していると梅の花がきれいに咲いている所があったので、最初にみんなで記念写真を取りました。



 そして、その後に行ったのはみんなが一番楽しみにしていた“とりでの森”という、長いローラーすべり台がある、アスレッチックの広場です。前日にふった雨で、最初にローラーすべり台を滑ると、「キャ~お尻が濡れた~!!でも楽し~い!!」との声。みんなお尻が多少濡れるのなんて全然気にせず、何度も滑って大喜び!!日差しも強くなってきて、何度も滑っているうちにお尻も乾いて行きました。この“とりでの森”には、ローラーすべり台の他にも楽しいアスレチックが迷路のように沢山あります。みんな目を輝かせて「キャ~キャ~」言って、色々なアスレチックに挑戦していました。





  たっぷり遊んだ後は、お待ちかねのお弁当タイム。レジャーシートを広げ、ぽかぽかとした日差しの中、友だちとの会話も自然と増え、おうちの方に作ってもらったお弁当を笑顔いっぱいでいただきました。



   お弁当を食べた後は、少し広場で遊び、その後「もう一回遊びたい!!」と言う子どもたちのリクエストに応え、もう一度“とりでの森”で遊びました。アスレチックにローラーすべり台、たっぷり満足いくまで遊んだ子どもたちからは、笑顔が自然とあふれ、ぞう組(5歳児)とのとてもいい思い出作りとなりました。







 保護者のみなさま、お弁当のご協力ありがとうございました。

http://www.yokohamaymca.org/childcare/turumi.html
 
YMCAつるみ保育園 中瀬 竜太

2018年3月1日木曜日

いじめがない世界を願って


YMCAつるみ保育園・ピンクシャツデーの取り組みのご報告

228日(水)はPink Shirt Day

2007年、カナダで、ピンクのシャツを着て登校した少年がゲイだといじめられました。それを見た学生がピンクのシャツを知人に配り、みんながピンクのシャツを着て登校しました。学校中がピンク色も染まり、いじめが自然となくなったそうです。このエピソードが世界中に広まり、70ヶ国以上でいじめをなくそうとさまざまな活動が行われています。
YMCAつるみ保育園でも、園児や保護者のみなさんに呼びかけて、いじめについて考える機会を持ちました。

当日は、いじめをなくしたい、という気持ちを表すために、ピンク色のものを身に付けて過ごしました。





幼児のクラスでは、24日(土)の懇談会でお友だちに言われて嬉しくなる“ふわふわことば”、悲しくなる“ちくちくことば”を保護者の方と考え、前日・当日には紙芝居を通して、ピンクシャツデーのことを伝え、どんな言葉を友だちに言われると嬉しいか聞いてみると「かわいいね」「かっこいいね」「がんばっているね」「あったかいね」などの言葉が出てきました。







このような取り組みを通じて、人を大切にするこころを育み、子どもたちが「平和を作り出すひと」になってくれると思います。

YMCAつるみ保育園 中瀬 竜太)