2020年3月31日火曜日

にじのむこうに

YMCAつるみ保育園・卒園式のご報告


3月14日(土)、第16回卒園式が行われました。


式は、礼拝の形で進んでいきました。
胸をはって、将来の夢を披露し、保育証書を受け取りました。







「出発のうたとことば」では、数ある中から、ぞうぐみのみんなで相談して決めた
『がんがん』『さよならぼくたちのほいくえん』『にじのむこうに』を歌いました☆
キャンプでうたった思い出の曲もありました★



式でのこどもたちの姿・笑顔に歌詞が重なり、”どんな困難も乗り越えていくぞ!”
というたくましさが感じられ、勇気を与えてくれました。


保護者の方たちの喜びには、決して平坦ではなかった長い年月の重みが感じられました。



無事、みんなで成長を喜び合い、卒園をお祝いすることができて、本当に良かったです。

また、いつでも大きくなった姿を見せに、遊びに来てくださいね☆
卒園しても、ここは、みんなのお家です。
お待ちしていますね☆




( つるみ保育園 楠)

2020年3月16日月曜日

自分たちで考えて、試行錯誤して生きていく!!

YMCAつるみ保育園・お別れ遠足のご報告

 3月16日(月)、ぞう組(5歳児クラス)が川崎夢パークにお別れ遠足に行ってきました。もうすぐ小学生になる年長児10名での遠足で、皆楽しみにしていて、バスの中も仲間との楽しい会話で盛り上がっていました。

 夢パークに着き園内を一周すると、皆、目を輝かせ、早く遊びたい気持ちで溢れていました。最初に興味を持ったのは、トンネル!!「どこに続いてるんだろう?」と探検気分で、ワクワク、ドキドキ!!トンネルの出口は4~5か所あって、「こっち行ってみよう!!こっちから出れるよ!!」とみんな大興奮!!





















 次に、チャレンジしたのはターザンロープ!!



 思ったよりも振れ幅が広く、スリルもあって、でもそこが楽しい!!何度もやって夢中になっていました。さらには秘密基地のように高く積まれたやぐらにも挑戦!!どうやったら登れるのか考えながら、「ここに足かけたらいいんじゃない?」とお互いに教え合ったり、アイデアを出し合いながら挑戦していました。


 ここの夢パークには、他にもいくつかやぐらがあって、それぞれに違った登り方、違った楽しみがあり、いっぱい挑戦していました。


 園内には大きな土山も2つあり、スコップが自由に使えるようになっていて、土山のてっぺんから穴を掘り、「トンネルを作ろう!!」と3~4人で協力して一生懸命掘っていました。



 他には、縄のブランコがあったり、リヤカーに乗って遊ぶ事も出来ました!!



 そして、みんなが一番夢中になったのは、池の中にある滑り台!!
最初は2~3人が池に浮いていた船として使えそうな箱を見つけ、興味を持ち始め、何とかしてその箱を靴を濡らさずに取ろうとするところからチャレンジが始まりました。足を伸ばしても届きません。どこからか見つけてきた足台を置いてみてそこに乗って手を伸ばしても届きません。木の枝で手繰り寄せ、何とか手に取ることが出来ました。


 船になりそうな箱を手にした子どもたちは、当然乗ってみました!!しかし、乗っただけでは船は思うように進みません。ここで再び木の棒が登場、上手く船を漕げる棒を探しだし、再び冒険に出発です。



 そうこうしているうちに、他の子も集まってきました。集まってくると、「よし、池に入っちゃおう!!」とチャレンジする子も!!一人が入ると、「私も!!僕も!!」と池に足を踏み入れ始めます。すると今度はさっき池に浮かべていた船を、「滑り台で滑らせてみよう!!」と、さらには滑りが悪いと、「ホースで水を流してウォータースライダーにしよう」と遊びが広がって行きました!!



 たっぷり遊んだ後は、濡れたり、汚れた服を着替え、暖かい室内でおうちの方に作って頂いたお弁当を食べました。帰りのバスは疲れたのか眠る子もいました。


 今回、お別れ遠足で夢パークで遊び、子どもたちは自分たちで興味の持ったものに、自分たちで考え、自分たちで工夫し、試行錯誤を繰り返し、どんどん楽しい遊びを作り出して、広げて、いきいきと遊んでいる姿が見られました。これは、YMCAつるみ保育園でも、とても大切にしてきたことの一つで、この自分たちで考えて、試行錯誤していく姿は必ず一人ひとりの生きる力に繋がっていってると信じています。今後とも、子どもたちが自分たちで考えて、生きる力を育む保育を大切にしていきたいと思います。


(YMCAつるみ保育園 中瀬)

2020年3月2日月曜日

創造の世界を広げて・・・

YMCAつるみ保育園・2月 造形あそびのご報告


2020214日(金)の造形遊びでは、段ボール箱や大きさの異なった空き箱を使って製作を楽しみました。


 はじめは0.1.2歳児。部屋に入ってきた子どもたちは、たくさんの段ボール箱を目の当たりにすると、初めて見たかのようにじっと箱を見つめていましたが、段ボール箱に入ると身体がぴったり収まることに気が付くと、「お風呂みたい」「バスだよ」と言いながら、一人ひとりが創造力を膨らませていました。



「出発します!」と、お友だちが入っている箱を引っ張って部屋の中を移動させ、子ども同士で遊びを展開させていましたよ。




 ペンやのりを用意すると、各々手に取り箱に描いてみたり、貼ってみたり・・・





 0歳児も、好きなように思うままにペンを動かし、白い台紙に色がつく事に対してとても興味をもっているようでした。



 3.4.5歳児では、先月の造形遊びで使った段ボールを出して家作りの続きをしたり、空き箱に装飾をしたりと各々工夫して楽しみました。




 造形遊びの後も、「段ボール出して!」という声が多くあり、部屋に出して遊びました。段ボールの上にマットを乗せたり、看板を付けたり・・・






 日常で捨てられてしまうような物でも、子どもたちの創造力によって様々な素敵な作品が生まれていくことに、毎回驚かされます。
そのような力を育み、存分に発揮できる場をこれからも大切にしていきたいと思います。






(つるみ保育園 佐々木)