2016年10月26日水曜日

みんなで走り切りました

YMCAつるみ保育園・チャリティーランのご報告

10月15日(土)、第19回横浜YMCAインターナショナル・チャリティーランが、横浜みなとみらい21地区臨港パークにて行われました。
チャリティーランは、障がいのある子どもたちにキャンプに参加してもらおうという趣旨で毎年開催しているプログラムです。毎年、いろいろなアイデアで募金を集め、チームの参加費とランナーを募集しています。
保育園では、2か月の間、チャリティーランTシャツを販売するなど、多くの方々に募金(支援金)を呼びかけさせていただきました。みなさまのご協力によって、YMCAつるみ保育園からは3チーム(1チーム5名)の出場ができ、幼児クラスの子どもたち15名が走りました。
当日は秋らしい澄み切った青空。朝、集合場所に集まった子どもたちは、初めての場所やたくさんのチームや応援の人たちに少し緊張した様子も見られました。でも、はちまきを締めると、だんだん気持ちが高まり、”さあ、走るぞ!”という元気いっぱいの様子!
スタート地点に並び、合図と共に思いっきり前にむかって走り出しました。 
”○○ちゃんからバトンをもらったら、はしって□□くんにわたすんだ”と、次のお友だちにバトンをつないでいきました。
お友だちと力を合わせ、みんなで最後まで走りきることができました。「追い抜かせなかった~」と悔し涙や、「たのしかった!」とうれしそうな顔、やりきった満足した笑顔、どの子どもたちの表情も生き生きとして、走っても、応援しても、楽しい、良い時を過ごしました。
  青い空と目の前に広がる海、そして心地よい風の中、ちいさな子どもからご高齢の方、ハンディキャップのある方々などさまざまな人々が、大きな声援を受けながら懸命に走っていました。
 「誰かの役に立ちたい」という気持ちを大切に、みんなで楽しむことができる、このような素敵な場に子どもたちといっしょに参加できてとてもうれしく思いました。

チャリティーランの参加費は、全国のYMCAで行われる、障がい児・者支援プログラムのために使わせていただきます。子どもたちが走っている姿を近くで一生懸命応援してくださったご家族の方、Tシャツ購入や募金のご協力をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
   (YMCAつるみ保育園 松本 慶也)

2016年10月22日土曜日

新たな食生活を楽しんで

YMCAつるみ保育園・離乳食試食会のご報告


  9月開催の生麦地域ケアプラザに引き続き、10月17日(月)にはYMCAつるみ保育園で「離乳食試食会」を行いました。

 園見学の折にお誘いした、離乳食を始めて間もないお母さん、これからいよいよ離乳食を始めようと思っておられるお母さんたちがお子さんといっしょに参加されました。

  保育園の栄養士が中期・後期の離乳食を調理しました。お母さん方は身を乗り出してお子さんにごはんよ~」「マンマね~」と話しかけながら…!
 これから始まる新たな「食」生活を、親子で喜んでいらっしゃいました。

   今回のメニューは、お粥、高野豆腐の柔らか煮、茹で野菜(人参・大根・胡瓜)、キャベツスープを、中期・後期食で準備しました。
 初期食は、その場で小さなすり鉢・すり棒ですりつぶしし、白米も完了期への移行期には、お粥とご飯を混ぜて徐々に慣らしていく…など、簡単な調理の「裏ワザ」もお伝えしました。
   まず、お母さん方に離乳食を試食していただくと、たくさんの感想や質問のつぶやきが聞かれました。
「あ、おいしい」「柔らかい」「きゅうりも茹でるんですか?まんなかの種は?」など、など…!
心とからだの栄養は、お母さんのおっぱいやミルクからはじまり、子どもの成長に合わせて少しずつ“離乳”し、「食事」に移行していきます。
 でも、初めての育ては分からないことだらけで、不安もたくさんありますね。
 そこで…
   保育園では、肩の力がほっと抜けるような子育て講座をご案内し、ひとりひとりのお子さん心もからだもすくすく育つように応援していけたらと願っています。
 これからも、子どもたちの成長を、地域のかたがたとごいっしょに喜び合っていけたらと願っています。
 

次回は、給食試食会 を予定しております。

     日時:1116日(水)11:0012:00

     対象:離乳食完了期~2歳児ぐらいのお子さまと保護者

     定員:5組  費用:無料  持ち物:エプロン、口拭きタオル                        

みなさまのご参加を心よりお待ちしています!

 (YMCAつるみ保育園 ゆん きょんへ)

2016年10月14日金曜日

楽しみながら自分を表現しました

YMCAつるみ保育園・スポーツフェスタのご報告
 
10月8日(土)、お隣の鶴見総合高校体育館をお借りして、スポーツ・フェスタを開催しました。
当日は小雨の降るあいにくの空模様でしたが、雨音も集まってきた元気な子どもたちの声にかき消されていました。

乳児クラスは、保護者の方と一緒に『ことり』や『カエル』や『ねこのピート』になってハイハイやジャンプ、巧技台の山を登ったりと、色々なことに挑戦する姿を見せてくれました。
乳児クラス合同種目『どうぶつえんへしゅっぱつ!!』では、『バスにのって』の曲に合わせて、お父さんやお母さんのひざの上で“ガタゴト”ゆれたり、ぎゅっと抱っこしてもらったりと、ふれあい遊びを楽しんですてきな笑顔を見せてくれました。
3歳児クラスは、サーキットやパラバルーンを披露しました。パラバルーンを握りしめて一生懸命に踊る姿がとてもかわいらしく、見ている人たちもみんな笑顔になっていました。
4・5歳児クラスは、北YMCAでの体操プログラムを取り入れたサーキットにトライし、それぞれが、自分の持てる力を存分に発揮してがんばりました。マットや鉄棒、ゲームボックスの壁登りなど自信に充ち溢れた顔で種目に挑んでいました。
また、ダンス種目では、サンバの曲に合わせてダンスを披露しました。自分で作った手作りのマラカスを手に一人ひとりが楽しそうに、踊っていました。

  地域の方々のパン食い競争や、親子の連携ゲーム(フラフープ渡し)も大盛り上がりでした。
最後は5歳児クラスのリレーです。子どもたち一人ひとりの顔は今まで見たことがないくらい真剣で、瞳を輝かせていたのがとても印象的でした。
多くの卒園児や地域の方々においでいただき、たくさんの声援に支えられ、子どもたちは力を出し切り、自分を表現することができたと思います。子どもたちの頑張りに感動しつつ、今日の一日を感謝してスポーツ・フェスタを終えました。
雨の中お越しいただきご声援いただいた、ご家族の方々や地域のみなさま、会場を貸してくださった鶴見総合高校の先生方、お手伝いをしてくれた高校生のみなさん、本当にありがとうございました。
これからも、子どもたちの興味、意欲を大切にしながら、“子どもたちの成長を共に喜びあえる”そんなプログラムを行っていきたいと思います。

                (YMCAつるみ保育園 綾部 美佐子)

2016年10月7日金曜日

みんなで和太鼓!

YMCAつるみ保育園/鶴見中央地域ケアプラザ
生麦地域ケアプラザ/YMCAライフサポートセンター鶴見
チャリティーコンサート のご報告


 9月24日(金)、鶴見区内のYMCA(YMCAつるみ保育園、鶴見中央地域ケアプラザ、生麦地域ケアプラザ、YMCAライフサポートセンター鶴見の4カ所)主催による、チャリティーコンサート「みんなで和太鼓!」が、鶴見区民文化センター サルビアホールにて行われました。


 2016年4月14日から断続的に起きた熊本地震では、多くの被害が出ました。また、東日本大震災の被災地もまだ復興半ばです。そこで、被災された方々のために何かできないかと考え、このコンサートを企画しました。
 
 今回、主旨にご賛同いただき、出演していただいたのは、

プロ和太鼓奏者 友野龍士さん(鶴見区在住)

神奈川県立鶴見総合高等学校 和太鼓部のみなさん です。

     


①友野龍士さんのステージ


オリジナル曲を熱演!




お腹に響いてくるようなパワフルなソロ演奏




自然と手拍子が始まり、会場が一体となりました

 


鶴見総合高等学校 和太鼓部のステージ

 

大小の太鼓と笛で、息の合った演奏





耳にしたことのあるお囃子、楽しさが伝わってきます




演奏中にメンバーが次々と入れ替わる、抜群のコンビネーション!
 





③ワークショップ「和太鼓体験」

和太鼓部のみなさんのリードで実際に叩いてみました

弾けるような大きな太鼓の音に、子どもたちは大喜び!
 

④被災地への支援の呼びかけ
終演後は、会場ロビーにて出演者の皆さんとともに
被災地への募金を呼びかけさせていただきました。

熊本の被災の様子や支援活動のパネル

ぬいぐるみやグッズ販売(すべて募金になりました。)

        募金していただいた方には折り紙のぬいぐるみのくまもんをプレゼント



 小雨が降る中、ちいさな子どもからご高齢の方まで約300名のみなさまにご来場いただきました。
 中には、和太鼓に昔を思い出され、なつかしさに涙しておられる年配の方もおられました。
 また、耳に障害のあるお子さんのお母さんは、「太鼓の振動で子どもがうれしそうにしていました!」と感激されていました。 
 
 太鼓の音がお腹に響いて、気が付くと自然にみんなで手拍子を打っていたこと。太鼓を実際に打ってみたら、とても楽しかったこと。集まったみんなでそんな時間を過ごし、被災地の熊本や東日本の方々に思いをはせたすてきな時間となりました。
 
 そして、多くの方々のご協力で、¥117,502の募金が集まりました。本当にありがとうございました。
 被災地では、まだまだ困難な生活を強いられている方々が多くおられます。これからも、熊本や東日本のみなさんのことを心にとめ、応援していければと思っています。

                             (YMCAつるみ保育園 松本 慶也)