2015年9月29日火曜日

大にぎわいでした

YMCAつるみ保育園・つるみフェスタ(バザー)のご報告

9月12日(土)に恒例の「つるみフェスタ」を開催しました。台風18号の影響で雨が続いていましたが、週末は天候にも恵まれ、在園児・卒園児・地域の方々など約300名にご来場いただきました。
 「のみの市」「お食事スペース」「ゲームコーナー」と「わいわいステージ」がありました。みなさま、食事やのみの市でお買い物を楽しまれ、子どもたちは何回もゲームにチャレンジしていました。
     
わいわいステージでは、オープニングセレモニーとして子どもたちが元気に歌を披露! このフェスタが「東日本大震災復興支援」などのために行われているお話と、募金のお願いをしてくれました。この後、素敵なフラダンスや、絵本「ねこのピート」の歌付きの読み聞かせなど、ステージで時間ごとに催される企画に、来場された方々は楽しく過ごされていました。
今年も、多くの卒園児・保護者ボランティアの方にお手伝いいただき、無事に終了することができました。売り上げは166,810円にもなりました。経費を差し引いた全額を“横浜YMCA地域国際協力募金”として、東日本大震災などさまざまな困難な状況におかれている方々のために使わせていただきます。ご来場、ご協力をいただき、本当にありがとうございました。

            
                               (YMCAつるみ保育園 綾部美佐子)

2015年9月21日月曜日

懐かしい笑顔に会えました

YMCAつるみ保育園・ホームカミング・デイのご報告

YMCAつるみ保育園は2004年に開園して以来127名の子どもたちが巣立っていきました。
卒園したみなさんに保育園に足を運んでもらおうと、秋の気配が濃くなった土曜日に「ホームカミング・デイ」を開きました。当日は、卒園児、元職員など、総勢50名が集まってくれました。
「みんな、今日は保育園に来てくれてありがとう!」 みんな背丈が伸び、身体が大きくなっていましたが、笑顔は保育園にいた頃のまま。
自己紹介でそれぞれの近況を披露した後は、なつかしい保育園の園庭の砂を集めたり、プール磨き、デッキ等の掃除をみんなでしました。おかげでこれまで以上に快適な空間になりました。その後、保育園内を探索して、”昔と変わったところ”をみんなでみつけるゲームをしました。
身体を動かした後は、ランチパーティー! 好きな具材をパンにはさんでサンドイッチをおいしくいただきました。各テーブルでは、学校での話などをしながら話に花が咲きました。
また、”カプラ”や”おはじきカロム”、”カードゲーム”など、懐かしい遊びに興じていました。最後はアンジュのパンの販売も行い、なつかしい!とたくさんの人が買ってくれました。
短い時間でしたが、幼き日を共に過ごした仲間たちで集まり、楽しいひとときを過ごせたことに感謝いたします。
うれしい時やかなしい時、つらい時、どんな時でも保育園は卒園児のみなさんの家です。
来てくれたみなさん、また今回は来られなかったみなさんも、いつでも保育園に顔を見せに来てくださいね。
                     (YMCAつるみ保育園 鈴木祥子)




2015年9月18日金曜日

はじめて保育園バスでお出かけ

YMCAつるみ保育園・2歳児クラス園外活動のご報告

先日 、2歳児クラス(りす組)の子どもたちが、はじめて保育園バスに乗ってお出かけをし、鶴見区にある三ッ池公園に遊びに行ってきました。

8月の終わりからずっとぐずついた天気が続いていて、当日までドキドキだった園外活動の日。せめて、雨だけは降らないでというみんなの思いが天に届き、暑いくらいのお天気になり、朝からソワソワしていた子どもたち。出発前に持ち物のチェックやトイレをすませて、リュックを背負い、バスに乗り込みました。運転手さんに「おはようございます。よろしくおねがいします。」とみんなでご挨拶。
初めてのバスに、やや緊張の面持ちの子どもたちも、しばらくすると、窓の外の景色を楽しんでいました。いつもはお散歩している道もバスから眺めるととっても新鮮です。


20分ほどバスに揺られて公園に到着。現地では学生ボランティアのおねえさんが待っていてくれました。早速公園を探索し、子どもたちは、とんぼや蝶などが飛んでいるのを発見して、大喜びです。“下の池”周辺をのんびりと歩いていくと、まだ緑がかったどんぐりが落ちていました。「おみやげにするー」と手に取り、リュックの中に大事にしまっていました。木陰を抜けると、水鳥がたくさん見えてきました。「近くで見たい」という子どもたちとデッキに行ってひと休み。柵の間からは池の中の鯉や亀、鴨が水面を気持ちよさそうに泳いでいるのが見えました。
リュックを下ろし、水筒を出して水分補給&トイレタイム。そろそろみんなもお腹がすいてきたので昼食の時間にしようということになりました。日差しを避けて木陰を探し、シートを敷いて腰をおろしました。お家の方に作ってもらったお弁当をリュックから出し、食べるのが待ち切れない、嬉しそうな笑顔の子どもたち。食事前のお祈りをして、お友だちや保育者とおしゃべりを楽しみながらお弁当をいただきました。食べ終わると、ちょっと小高くなっているところで登り降りを楽しんだり、ショウリョウバッタやきのこや蝉の抜け殻を見つけたりしました。
公園には、往く夏を惜しむように蝉の鳴き声が響いていました。たっぷりと遊んだせいか、帰りのバスの中は一人、また一人と瞼が重くなり夢の中へ。初めての保育園バスでのお出かけで、楽しい思い出がたくさんできました。
 (YMCAつるみ保育園 佐藤和代)


2015年9月12日土曜日

平和ってどんなこと?

YMCAつるみ保育園・平和の絵本の読み聞かせのご報告

「へいわってなにかな?ぼくはかんがえたよ」
  絵本をじっと見つめ、耳を澄ませる子どもたち。8月の中旬、幼児クラスの帰りの会で平和について考える機会を持ちました。

                    (「へいわってすてきだね」ブロンズ新社 杏里有生・詩、長谷川義史・画)

   読み終えた時、子どもたちに問いかけました。「平和ってどんなこと?」 するとぞう組(5歳児クラス)から声が上がりました。「戦いなんかしないこと」「鉄砲を使わないこと」 最初は戦争を連想させる言葉が多く聞かれました。けれど、次第に「友だちと遊ぶこと」「お散歩に行くとき」「家族で旅行に行ったとき」「みんなで手をつなぐこと」と、今の自分にとっての身近な幸せを話す子どもが増え始めました。

  すると、きりん組(4歳児クラス)の子どもたちも自分の体験を思い浮かべ、「海に行ったことだよ」「ごはんをたくさん食べることかなぁ」と生き生きと発言し、ひつじ組(3歳児クラス)の子どもたちは耳をかたむけながら「それやったことある!」と誇らしそうに笑っています。


   子どもたちにとっての「平和」は、あたたかい優しさもあふれていました。
難しいこと、と無関心になったり、避けたりせず、これからも子どもたちといっしょに、平和について考え、知恵を出し合っていきたいと思います。
(YMCAつるみ保育園 関口美帆)


2015年9月1日火曜日

さまざまな国の人たちが来てくれました!

YMCAつるみ保育園・アジアのリーダーとの交流のご報告

 8月20日(木)、アジア太平洋YMCA同盟のユースリーダーのみなさんが乗船する「ピースボート(横浜からシンガポールをめぐる船旅)」が、大黒ふ頭から出航しました。参加者の中から鶴見コース18名がYMCAつるみ保育園を来園されました。
 たくさんのお客さんの来訪にちょっぴりドキドキの子どもたち。中国、インド、スリランカ、オーストラリア、ニュージーランド、日本国内からとさまざまな国の方々です。リーダーたちの自己紹介に続いて、子どもたちからはうたのプレゼント。讃美歌「へいわ かわのように」を歌いました。すると、”お返しに”とリーダーのみなさんが英語の歌の手遊びを教えてくれました。「楽しい!」と自然に子どもたちの笑顔がこぼれ、いつの間にかその場にいるみんながひとつになりました。記念撮影の後はふれあいタイム。はにかんでいた子どもが勇気を出して握手をしてもらうと、パッとうれしそうにしていた姿がとても印象的でした。

 次の日の幼児礼拝では、その時のことについて話をしました。
 「なにかみんなと違っていたよね。どこが違っていたかな?」と問いかけると「肌が黒かった」「肌が白かった」「言っていること(言葉)が違った」など、さまざまなことに気付いたようでした。「世界中には肌や髪、目の色や言葉が違う人たちがたくさん住んでいるんだね」「昨日、初めて会った世界の人たちと遊んで、どうだった?」と聞くと、「楽しかった」「とってもうれしかった」と子どもたち。それが平和なんだね、とみんなで振り返りました。
  8月は、絵本などを通して平和について考える機会がありました。今回は、さまざまな国の人たちと交流することで平和について感じる貴重な経験になったことと思います。
 子どもたちの心に平和の芽がすくすくと育っていきますように。
(YMCAつるみ保育園 楠 静)