YMCAつるみ保育園・2歳児クラス園外活動のご報告
先日 、2歳児クラス(りす組)の子どもたちが、はじめて保育園バスに乗ってお出かけをし、鶴見区にある三ッ池公園に遊びに行ってきました。
8月の終わりからずっとぐずついた天気が続いていて、当日までドキドキだった園外活動の日。せめて、雨だけは降らないでというみんなの思いが天に届き、暑いくらいのお天気になり、朝からソワソワしていた子どもたち。出発前に持ち物のチェックやトイレをすませて、リュックを背負い、バスに乗り込みました。運転手さんに「おはようございます。よろしくおねがいします。」とみんなでご挨拶。
初めてのバスに、やや緊張の面持ちの子どもたちも、しばらくすると、窓の外の景色を楽しんでいました。いつもはお散歩している道もバスから眺めるととっても新鮮です。
20分ほどバスに揺られて公園に到着。現地では学生ボランティアのおねえさんが待っていてくれました。早速公園を探索し、子どもたちは、とんぼや蝶などが飛んでいるのを発見して、大喜びです。“下の池”周辺をのんびりと歩いていくと、まだ緑がかったどんぐりが落ちていました。「おみやげにするー」と手に取り、リュックの中に大事にしまっていました。木陰を抜けると、水鳥がたくさん見えてきました。「近くで見たい」という子どもたちとデッキに行ってひと休み。柵の間からは池の中の鯉や亀、鴨が水面を気持ちよさそうに泳いでいるのが見えました。
リュックを下ろし、水筒を出して水分補給&トイレタイム。そろそろみんなもお腹がすいてきたので昼食の時間にしようということになりました。日差しを避けて木陰を探し、シートを敷いて腰をおろしました。お家の方に作ってもらったお弁当をリュックから出し、食べるのが待ち切れない、嬉しそうな笑顔の子どもたち。食事前のお祈りをして、お友だちや保育者とおしゃべりを楽しみながらお弁当をいただきました。食べ終わると、ちょっと小高くなっているところで登り降りを楽しんだり、ショウリョウバッタやきのこや蝉の抜け殻を見つけたりしました。
公園には、往く夏を惜しむように蝉の鳴き声が響いていました。たっぷりと遊んだせいか、帰りのバスの中は一人、また一人と瞼が重くなり夢の中へ。初めての保育園バスでのお出かけで、楽しい思い出がたくさんできました。
(YMCAつるみ保育園 佐藤和代)