2019年8月30日金曜日

旗をつくろう!!

YMCAつるみ保育園・造形あそびのご報告
 
 8月28日(水)にきりん・ぞう組(4・5歳児)が関東学院大学の照沼先生とともに造形あそびを行いました。

 今回の造形あそびのテーマは「旗をつくろう!」です。
 前日にぞう組のみんなで実際に使う大きなロール紙を見ながら、”旗”とは何か考える時を持ちました。手で持てる小さな旗もあれば大きな旗もあるよね…とイメージを少しずつ膨らませていきます。今回作る旗は、クラスみんなで協力し一つの作品を作り上げる事、そのためには自分の思いだけでは作り進めることができない事を話し合いました。
 そこで実際に紙を広げ「これじゃ小さいね」「このくらいが丁度いいんじゃない!」と意見を出し合ってサイズを決めました。

 当日、昨日用意した大きさの紙を囲みどのような作品にするか照沼先生とともに意見を出し合いました。「女の子と男の子でチームになる?」「動物描きたい」「虹がいい」「リレー描きたい」と一人ひとり順に自分のイメージを話しました。




   いろいろな意見が出る中、一番大事な「スポーツフェスタ」で飾る絵ということを再確認し、テーマカラーも話し合った結果「カラフル!」となり思い思いに絵を描き始めました。

 筆の太さを決め、パレットやカップに自分の使いたい色の絵の具を出します。別の色を使いたいときは同じ筆は使わず新しい筆にし色が混ざらないようにしました。




 「ピンク使いたいな~」「もう使い終わったからこれ使っていいよ!」と友だち同士で色の交換もしている姿も見られましたよ。





 筆で描ききれないような小さなスペースには、マーカーを使いました。

 あっという間に真っ白だった紙が”カラフル”に染まりました。


 次は、ぞう組が描いているのをこっそりとみていたきりん組の番です。体育館に飾る大きな旗をみんなで作ろう!と保育者の声掛けに目を輝かせています。筆を使って描くのが初めてのなのでみんなで使い方の確認をしてから描き始めました。


 ダイナミックに筆を動かし描き進めています。


 絵の具に慣れない子はマーカーで描いていました。

 同じ個所にたくさんの色を重ねて描いたり、友だちの作品と繋げてみたり描くことを喜んでいました。
もう書くところがないほどに夢中になって楽しんでいましたよ。



ぞう、きりん組の素敵な2つの作品が完成しました。



 9月には、ひつじ組(3歳児クラス)と乳児クラスも旗づくりを行う予定です。


(YMCAつるみ保育園 三浦)

平和ってどんなこと?

YMCAつるみ保育園 平和についての取り組みのご報告

YMCAつるみ保育園では、8月に平和について考える活動をしています。

 8月9日(金)には、全クラスで平和の祈り礼拝の時を持ちました。金迅野牧師が来てくださり一緒に「へいわ」について考えました。

 一枚のタネの写真を見て「これは何のタネかな?」。今年収穫のできた野菜を目の前にみんなが「きゅうり?」「すいか!」と熱心に答えています。種から芽が出て、花となりやがて実になる。と写真を見ながら真剣に話を聞いていました。

 『大地に育つ夏野菜たちは神様の恵みです。戦争は大地を破壊します。食べ物を分かち合う世界を』

 8月21日(水)には、年長児が平和について考える時を持ちました。まず初めに「“へいわ”ってどういうことだろうね?」ということをちょっとだけみんなで考えてみました。子どもたちからは「仲良くすることでしょ?」「みんな仲良し」などの声が聞こえてきました。次に『へいわってすてきだね』という絵本を読みました。すると、戦争についてかかれているページがあり、子どもたちから「せんそうって何?」という声がいくつかあがりました。そこで戦争についてかかれた『かわいそうなぞう』という絵本を次に読みました。子どもたちの表情はより真剣なものとなり「ぞうさんかわいそう」といった声が上がっていました。


 絵本を読み終えたあと、保育者から「戦争っていうのはね、国と国がケンカすることなんだよ」「みんながケンカしても、時々叩いちゃったりしても、ごめんなさいすれば、仲直りできることも多いけど、国と国がケンカ、戦争したりすると鉄砲使ったり、爆弾使ったりしちゃうんだよ。そうするとどうなると思う?」と子どもたちに聞くと「死んじゃう人がいる。」「それってどう?」とさらに聞くと「悲しい」「絶対にヤダ」と声があがり、「だよね。だから戦争は絶対にしちゃいけないんだよ。」と保育者が説明しました。
 「じゃ~なんで戦争なんてしちゃうんだろう?」「なんでケンカしちゃうのかな?」と話が進み、次に『おこる』という絵本を読みました。「人はなんでおこるんだろう?」答えは出ないかもしれないけど、それぞれが考えているようでした。


 絵本を読み終えた後、もう一度「平和ってどんなことだろう?」ということを、みんなで考え、さらにグループに分かれて、色画用紙に「へいわ」をイメージして絵を描きました。虹の絵や、ハートや星、海の絵、みんなで手を繋いでる絵などそれぞれが思い思いに表現して“平和の絵”が完成しました。



 今回の活動を通して一人ひとりが、答えは出ないかもしれないけど、“平和”や”戦争“”仲良くすること“などについて、それぞれが自分なりに考えることが出来ました。「平和のありがたみ」や「戦争の恐ろしさ」を伝えていきながらも、それぞれが平和について考える時をこれからも大切にしていきたいです。



https://hoiku.yokohamaymca.org/tsurumi/



(YMCAつるみ保育園 三浦・中瀬)





2019年8月26日月曜日

コロコロ装置プロジェクト

YMCAつるみ保育園 廃材製作のご報告

 
 この夏、つるみ保育園の幼児クラスではコロコロ装置作りが流行っています。





 はじめは、廃材の中からラップの芯などの筒を繋げて、椅子も使って長~くしてビー玉を転がしてみていました。「見て~、通ったよ~!!」とみんな興奮気味。どうすれば、スムーズにビー玉が転がるのか試行錯誤もしていました。午後も遊びは続き…

 さらに、コロコロ装置作りは次の日も続きました。

この日は廃材製作の本も参考にしながら、さらに工夫をこらしながら作りました。



 1号機!!ラップの芯を三本柱としてたてて、そこに半分に切ったトイレットペーパーの芯をジグザクに道が出来るようにくっつけます。最初は本に書いてあった通りにボンドで付けてみましたが、なかなか乾かないし、すぐ取れてしまうし、思い切って養生テープで付けて見ると「ちゃんとついたよ~!!」
 出来上がって、前日同様にビー玉を使って、転がしてみましたが、ビー玉だと重くて、すぐにコースアウトしてしまいます。保育者に木でできたビー玉より軽い玉をもらい、転がしてみると、「すご~~い!ちゃんと下までいったよ!!」



 2号機!!紙皿の真ん中に穴をあけ、そこにトイレットペーパーの芯を通してつけて、さらにそれを、ティッシュの空き箱につけて、下にもトイレットペーパーの芯を半分に切ったものをつけて完成!!玉を転がしてみますが、紙皿が浅かったのか、思い通り穴に落ちてくれず、すぐにコースアウトしてしまいます。「あ~もう、どうすればいいの!!」悩んだ結果、紙皿の穴の前に壁になる厚紙をつけてみました!!すると、今度は上手く真ん中の穴に落ちて、「見て~凄いよ~!!」子どもたちは、試行錯誤を繰り返し、様々な発見をして、紙皿の性質やビー玉や木の玉の性質、テープのつけ方など様々なことを学んでいきます。そして、目はキラキラと輝いています。





 1号機、2号機が完成し、それぞれで遊んでいた子どもたち。互いの作ったコースでも遊ばせてもらっていると、「あ~いい事思いついた!!これとこれ、合体させようぜ!!」「いいね~!!」2つの装置を合体させることにしました。さらに、「ねぇ~この装置に色塗って、きれいにしない?」とペンで色塗りをし始め、さらには「テープで飾りもつけようよ!!」とマスキングテープで飾りつけもしました。子どもたちの発想は止まりません。しかし、ここでも、マスキングテープを、玉が転がるコースの上につけて、「それじゃ~ビー玉が転がらなくなるよ~」と試行錯誤の繰り返し。この日は1日中ピタゴラ装置作りと、転がして遊ぶので盛り上がっていました。



 数日後、コロコロ装置はさらに変化を見せ、新たな3号機も作られ、盛り上がりを見せていました。3号機は、空き箱にペットボトルの蓋をボンドで付けて、箱の片側にトイレットペーパーの芯を利用して高さを出して、傾斜になったところに玉を転がします。この高さも、高すぎると早く転がりすぎるし、低すぎるとなかなか転がらないしで、試行錯誤の繰り返しです。それでも上手く転がった時の達成感は何者にも代えられないものがあるようで、みんなで協力したり、工夫したり、時にはもめたりもしながら楽しんでいます。

 子どもたちが自分たちで試行錯誤を繰り返し、遊びに没頭し、そこからたくさんのことを学べるそんな時をこれからも大切にしていきたいです。




(YMCAつるみ保育園 中瀬)





2019年8月20日火曜日

園庭で野菜を育てています☆


YMCAつるみ保育園・夏野菜栽培のご報告


園庭で、幼児さんが大事に育てている夏野菜!!
プチトマトが、たくさんなっています☆
ピーマンやナス、オクラや枝豆も作っていますよ☆




夏に入り、プチトマトが豊作!!
毎日、園庭に出ては、「あっ、赤くなってる!」
「食べたい。」と声が聞こえてきました☆


 自分たちで、幹からプチっととって、給食さんに加熱してもらい、口に・・・




ひつじさんは、においをかいだり、顔を見合って、誰が先に食べるか・・・


お口に入れてみて・・噛むまで見つめあい、ニコニコ笑いあって
噛んでいました☆お口に広がる、プチトマト☆
みんなで楽しんでましたよ☆


得意げに食べている子、お口に入れて困惑する子
いろいろな表情がたくさん見ることが出来ました!
まだまだ、プチトマト豊作中!!

これからも、美味しさを子どもたちに届けていきたいです☆






(YMCAつるみ保育園 中瀬)

2019年8月5日月曜日

泡って不思議だね!!

YMCAつるみ保育園 造形遊びのご報告


7月22日に造形あそびを行いました。

今回の造形あそびのテーマは「泡の感触を楽しもう」でした。
乳児のテラス前で行いました。


袋の中に入ってるモコモコの泡に興味津々な子どもたち、照沼先生がこの泡でどう遊べるかな?と問いかけると。


              まずは普通に触ってみる。



     
     
     
     逆さまにしてみたり。











    匂いを嗅いでみたり。







            食紅を使って色を付けたり、混ぜたり。

 


 遊んでいるうちにどんどん遊びがダイナミックになっていきました!


 ダンボール・白画用紙・カップに自分のイメージを表現し満足そうな子どもの姿や、泡の匂いや感触や色に触れて楽しんでいる子どもの姿が見られました。
 泡は混ぜていくとどんどんと形が変わっていきます。乾いてくると、泡の形も着けた色も変化していきます。今回も玄関に作品をアトリエとして飾りましたが、時間が経つと色や形も少しずつ変わり、子どもたちも保護者もその変化も楽しんでいるようでした。

 これからも子どもがいきいきと夢中になって遊べる、造形あそびの時を大切にしていきたいです。

https://hoiku.yokohamaymca.org/tsurumi/






(YMCAつるみ保育園 鈴木)