2015年6月16日火曜日

赤ちゃんといっしょに癒しの時を

YMCAつるみ保育園・ベビーマッサージのご報告

  先日、YMCAつるみ保育園では、地域子育て支援活動としてベビーマッサージの講習会を行いました。近隣にお住まいの6組のお母さんと赤ちゃんにご参加いただきました。
講師のベビーマッサージ・セラピストより、親子の関係性について、手のぬくもりや声かけを通して感じる安心感や喜びについてのお話がありました。

実際に、お母さんたちが優しく語りかけながら、足や手から体幹へとマッサージをしていくと、赤ちゃんたちはとてもリラックスして、お部屋全体がゆったりとした穏やか雰囲気に包まれました。
ベビーマッサージは、赤ちゃんがリラックスするだけでなく、親にとっても、子どもと向き合い大切に思う気持ちを実感できる、癒しの時間となることを感じました。
マッサージの後は、講師に積極的に質問が出て、充実した時間となりました。
 
 保育園でも、子どもと保育者がゆったりとした関わりをもてるよう、声や手の心地良さを感じあって過ごしていけたらと願っています。
これからも、子育て中の皆様に楽しんでいただけるプログラムをご案内していきたいと思います。 
 ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
                                    
YMCAつるみ保育園 綾部美佐子)

2015年6月9日火曜日

大自然の中で夢中になって遊びました

YMCAつるみ保育園・夏キャンプのご報告

  6月4日(木)~6月6日(土)、5歳児クラス(ぞうぐみ)が富士山YMCAへキャンプに行ってきました。

保育園バスに乗り込んで、いよいよ富士山に向けて出発です。
バスの中では、歌をうたったりゲームをしたりして元気いっぱいの子どもたち。すると、右側に富士山が姿を見せ、みんな指をさして大喜び。期待が一気に高まります。
そうこうしているうちに、あっという間に富士山のふもとに到着しました。
     
まずは、富士山の中腹にある西臼塚へ森の探検に出かけました。
富士山YMCAのリーダーといっしょに森の奥の方へと歩いていきました。耳をすませば虫や鳥の鳴き声がします。足元を見るとさまざまな形の葉っぱが。「宇宙人みたい!」「ハートの形だ!」と興味しんしん。次は、木にあいた穴のくぐりぬけ。一番小さな穴のくぐりぬけに成功したお友だちもいました。この日はとてもよい天気で緑の木々が美しく、森林浴をしている気分に。

おうちの人が作ってくれたおいしいお弁当をもりもりと食べて、西臼塚に向けて山を登っていきました。西臼塚の山頂は火山が噴火した跡で、もちつきの臼のように大きくくぼんでいます。さらには、倒れている大木の上を綱渡りのように歩いたり、木のぼりにチャレンジする子どもたち。落ちた木の皮をパズルのように木に合わせてみたり、セミの抜け殻や動物の足跡や鳥の巣さがしなど、初めて体験することばかりでみんな夢中でした。大自然の中でおもいっきり遊ぶことができました。                        
                  
 この後は、2晩泊まることになる富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジへ。
玄関の前には、海外のYMCAから贈られた「平和の鐘」があります。“世界中の人々が仲良くできるように”との願いを込めてつき、鐘の音が青空に響き渡りました。
部屋に着くと、身の回りの準備です。おふろセットや着替えを用意したり、ふとんにシーツをつけたりと自分でしなければならないことがたくさんありました。ひとりでは難しいこともお友だちと協力して支度をすることができました。
支援センターに行くと、見慣れないまあるい物体が。この丸い容器には「不思議な粉と液体」が入っています。氷をいれて容器を振ると、アイスクリームができあがるのです。交代で振ったり転がしたりと、自分たちで作ったアイスはとびきりのおいしさでした。

 みんなが大好きな絵本「ネコのピート」のピートから手紙が届きました。「僕のお気に入りの靴がなくなってしまったんだ。ぞうぐみのみんなに見つけてほしいんだ」 そこで、富士山YMCAを大捜索! ピートがお気に入りの白、ピンク、水色の3足を探し出しました。「これでピートも安心だね」
 夕食を食べたあとは、夜の探検をしたり、大きなおふろに入りゆったりと過ごしました。
 2日目になりました。
「ネコのピート」からまた手紙が届きました。「僕の家を作ってほしい!」とのお願いでした。そこで、ピートのために段ボールに花や草木を貼りつけて素敵な家をつくりました。
午後は、バスで陣馬の滝に出かけ、水遊びをしました。水はとっても冷たかったのですが、川の流れに足を入れたり、魚やカニなどを探したり、石の石の間を渡ったりと、大喜びの子どもたちでした。

この日は、広大な富士山YMCAの自然の中で、すすきの迷路探検、鬼ごっこ、ハンモック、虫・動物探しなどを楽しみました。
      
 
 夕方から雨が降り出しました。夜は、この日にやってきた東とつか保育園のお友だちといっしょにキャンドルファイヤーをして、歌やゲームで大いに盛り上がりました。
 おふろに入り、楽しかったことをみんなで振り返って眠りにつきました。たっぷりと遊んだせいか、ふとんに入るとすぐに寝息をたてていました。
  
 3日目の朝を迎えました。朝のつどいでは、”自然や生き物、キャンプで出会った人たち”を思い起こし、「大切にしていきたいね」と話し合いました。この日は、部屋のかたづけや掃除、荷物の整理をがんばりました。
最後に、富士山YMCAのポストに、おうちのひとへのはがきを投函し、”また会いましょう!”と約束をして富士山YMCAを後にしました。

  一緒にごはんを食べ、一緒におふろに入り、一緒に寝て、そして大自然の中でおもいっきり遊んだキャンプ。ケンカをして仲直りしたり、お友だちにやさしいことばをかけたり、はげましあったり、とお互いを認めあい、ともにがんばる姿がたくさんありました。
 この経験が、これからの日々の生活の糧になってくれることを願っています。
 最後になりますが、保護者のみなさまには、ご理解・ご協力をいただき本当にありがとうございました。
         
                                    (YMCAつるみ保育園 松本慶也)

2015年6月2日火曜日

「ありがとう」の気持ちを込めて

YMCAつるみ保育園・花の日礼拝のご報告

5月22日(金)に「花の日礼拝」を行いました。
保護者のみなさまからお花を寄付していただき、近隣のお世話になっている方々に感謝の気持ちを込めて届けています。花のアレンジメントは5歳児クラスの子どもたちがチャレンジし、とてもきれいな花束が出来上がりました。



   まず、園内にたくさんの花を飾って、礼拝の時を持ちました。子どもたちといっしょに、日々の幸せに感謝しお祈りをしました。
礼拝の後、出かける準備をする中、子どもたちに「お花を届けてありがとうって言おうね」と伝えると、「うん!」と応えるとともに身支度がスピード・アップ!
マンションの管理会社、クリニック、お隣にある製作所、消防署などを訪問して、日頃お世話になっている方々へ「ありがとう」の気持ちを伝えました。

消防署では、救急車や消防車に乗せてもらい、子どもたちは大喜び! 消防隊員の方からは、「みんなから元気をもらいました!」
  「花の日」を通してさまざまな方々と交流を深めることができ、たくさんの笑顔が広がりました。保護者のみなさまにはご協力をいただき本当にありがとうございました。
これからも感謝のこころを大切にしながら毎日を過ごし、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
YMCAつるみ保育園 三浦彩菜)