6月26日(金)と7月3日(金)に、2回に分けて職員向けに救命救急講習会を
行いました。
横浜市応急手当普及員の横浜北YMCAスタッフに講師として来ていただきました。
これからの季節、水の事故を未然に防ぐことを第1に考え、救命処置の流れ(心肺蘇生とAEDの使用)の説明を聞いてから、グループに分かれてダミーの人形を使い心肺蘇生法の実践を行いました。AED(自動体外式除細器)の使用法についても学び、保育園のAEDを見ながら確認しました。成人の心臓マッサージ、こどもの心臓マッサージ、AEDの使い方一つ一つ確認しながら実践をしていきました。
交代で練習した後は、園庭に出て、乳児は水遊び中、幼児はプール遊び中に事故が起こった場面を想定してシュミレーションをしてみました。
「子どもたちを動揺させないように、職員に事故発生を知らせるにはどうしたら良いか?」「救急車は、どこに来てもらうのが搬送しやすい?」など実際に動いてみることで新たな疑問や、発見がありました。悲しい事故は起こらない事が一番ですが、「もしも」の場合に備えて知識として知っておくこと、そして模擬体験をしておくだけでもとても役に立つと思いました。
今年は、新型コロナウイルスの影響で職員のみの研修となりました。社会的な環境が落ち着くこと願い、子どもたちが安心して生活できるように、救命救急講習など安全管理について学ぶ機会を保護者の方や地域の方と持てるようにしていきたいと思います。
(YMCAつるみ保育園 綾部 美佐子)
(YMCAつるみ保育園 綾部 美佐子)