2016年9月20日火曜日

健康な身体と豊かな心を育む大切な食事

・地域子育て支援活動 「離乳食調理&試食会」 のご報告


 9月16日(金)、YMCAつるみ保育園の栄養士による離乳食調理&試食会が生麦地域ケアプラザで行われました。これから離乳食を始める方、始めて間もない方を対象に、保育園の栄養士が離乳食を一緒に作り、試食しました。




 「離乳食ってどうやってつくるの?」「本で読んだ通りに作れないんだけど、保育園ではどうやってるの?」「パソコンでレシピはたくさん見つかるけど、ありすぎて・・・」などたくさんの疑問、不安を抱え参加してくださった方は、生後5か月~8か月のお子さんのお母さん6名でした。


 調理中、子どもたちは保育士と地域の子育てボランティアと一緒に遊びの広場で遊びました。「初めて子どもと離れます!」と言いながら、エプロン姿になったお母さん方は、和気あいあいと調理室に入っていかれました。


 栄養士が、ふだんの食事作りの中で簡単に作れる離乳食と調理法を紹介し、下準備された食材を前に、お母さん方は熱心に説明を聴き、実際に茹でた人参やかぼちゃをフォークで細かくつぶしていきます。「これはどの位、茹でますか?」「へえ~こんなに柔らかくなるんだ」と、質問などたくさん出ました。そして、離乳食の役割や、離乳食のすすめ方にも深くうなずいておられました。


 



 出来上がった離乳食は、さっそく子どもたちと一緒に試食しました。スプーンにおかゆをすくいながら、初めての離乳食の一口の量に「え?どれくらい??」と戸惑うお母さんには、すでに離乳食を始められているお母さんが「あ、それぐらい」とアドバイス! 調理した素材そのものの味と市販のベビーフードの味の違いを食べ比べ、様々な気づきをされていました。


 健康な身体と豊かな心を育む大切な食事。子どもの成長や発達に応じて、たのしくおいしく「離乳食」をすすめられるように、これからも地域にお伝えしていきたいと思います。


          (YMCAつるみ保育園 ゆんきょんへ、生麦地域ケアプラザ 雪嶋 星良)