YMCAつるみ保育園・冬キャンプのご報告 Part.3
5歳児クラス(ぞう組)冬キャンプは、体調不良で3人が欠席となってしまったものの、大きな怪我や途中で具合の悪くなる子も出ることなく、無事終了しました。3日目の朝は雲がどんよりと広がり、富士山は顔を隠していました。しかし、子どもたちの心は「今日お家に帰るんだよ」と伝えると、晴れ晴れして嬉しそうな表情をしていました。着替えを済ませた後は、みんなで協力して、布団のカバーを外し、畳んで返却しました。保育園でいつも寝ている布団とは違い大人サイズのカバー外しに試行錯誤。お友だちが困っているとサッと手伝う姿もありました。その後、朝食を食べました。
朝食の後は、帰りの荷物整理。使った衣類、使わなかった衣類、雪あそびセット…と一つずつ確認しながら大きなリュックへ詰めていきました。2回目のキャンプという事もあり積極的に取り組んでいました。
「富士山YMCAで自由にたくさん遊ぼう」をテーマとし、子どもたちの意思を優先するプログラムにしました。リクエストが多かったのは『ハンモック!!』夏のキャンプや、ファミリーキャンプで経験しているので、ハンモックの場所に到着するなり、飛び乗っていました。ハンモックの上で転がってみたり、揺らして揺れを楽しんで見たり、思い思いに楽しんでいました。その後、すぐ横にある、ベニヤ板の斜面遊びも楽しみました。
さらに、そのあとは、すすきの迷路にも行きました。今回がすすきの迷路初体験の子も多かったのですが、迷路の中に入り動物のカードを見つけると大喜び!!「あ、こっちにうさぎあった!!」「こっちにクワガタいたよ~!!」「あっちに行ってみようぜ!!」とみんな大興奮!!お昼ご飯までの時間まで縦横無尽に走り回っていました。
昼食は牛すき丼。仲間と富士山で食べるランチタイムは会話も進み、まもなく終えるキャンプを楽しんでいるようでした。
その後は、閉村式。3日間一緒に過ごした東かながわ保育園のお友だちと一緒に写真も撮り、富士山YMCAに「お世話になりました」「またね!」と挨拶をしました。やっと帰れるとホッとした表情を見せる子と、もう一回くらい泊まりたかったなあとつぶやく子もいました。帰りのバスの中はぐっすり眠れる子が多く、東かながわ保育園に着くと新しくできたお友だちと挨拶をしてお別れをしました。
その後、無事保育園に到着。園で待っていた幼児クラスのみんなからおかえりなさいのメッセージとかわいい雪だるまが出迎えてくれました。子どもたちの方から「写真撮ろう!!」と声が上がり記念撮影をして、最後に3日間無事に過ごせたことを感謝してお祈りをして、おうちの方のお迎えを待ちました。おうちの方に久しぶりに会えると、みんなとっても嬉しそうにして、ぎゅっとハグしてもらい幸せそうな顔をしていました。
3日間の冬キャンプも無事終わりました。
初めてのソリ遊びにドキドキ・わくわくしたり、夢中になって凧を上げたり、すすきの迷路を走り回ったり、子どもたちはのびのび、いきいきと遊び、その中で子どもたちは仲間とのキャンプ生活を楽しみながらも、お家の人のことを思いちょっぴり寂しくなり、それでも仲間とそれを乗り越えたりもしました。この冬キャンプでの体験はきっと良き、思い出となることでしょう。そして成長の糧になることを信じています。
次、富士山YMCAに来る時には小学生になって卒園児として会えることを楽しみにしています。
次、富士山YMCAに来る時には小学生になって卒園児として会えることを楽しみにしています。
(YMCAつるみ保育園 中瀬 竜太)