2019年3月20日水曜日

どんどん広がるダンボールのおうち

YMCAつるみ保育園・造形あそびのご報告

 3月19日(火)、関東学院大学教育学部の照沼晃子先生にお越しいただき、造形遊びを行いました。今回の造形遊びは、ダンボールを使用して行いました。大きなダンボールを2つ折りにしたものや、四角く組み立てられたダンボールを見て子どもたちの創作意欲は掻き立てられます。

 まずは、2~3歳児が行いましたが、それぞれが好きなダンボールを持ち出し、中に入ってみたり、サインペンで自由に絵を描いてみたり、カラーセロファンをテープやのりで貼ってたり、「見て~、お顔描いた!」「見て~ふわ、ふわの窓だよ~!!」と自由に創作していきます。3歳児は、協力してお家づくりにも発展していっていました。



 その後、4歳児が活動に混ざり更に作品作りが進められていきました。そして、0、1歳も遊びに来て、小さなダンボールに絵を描いてみたり、テープを自由に貼ってみたり、それぞれのペースでじっくり楽しみました。




 最後は年長児が場所を変えて、テラスでのびのび作品作りを行いました。みんなで協力して大きなおうちを作ります。まずは四角くダンボールをガムテープで着け、屋根を作り、イメージが膨らんでくるとそれぞれが装飾物をどんどん作っていきます。「これは窓ね!!」「じゃ~私はテーブル作る!!」「私は屋根をもっと丈夫にするね!」それぞれが役割を担い、どんどんおうちが素敵に仕上がっていきます。年長児からは、段ボール用のカッターも使い、自分たちで慎重に使い、穴をあけて窓を作ったり、好きな形に切ってみたり、年長児にもなると個人で作るものもとっても細かく、じっくりと取り組んでいます。次から次へとおうち作りのアイデアは広がり、気が付けばお昼ご飯の時間を過ぎる勢い。





 いったんお昼ご飯を食べ、休憩し、更に製作は続けられていきました。お昼ご飯を挟むとおうち作りは“秘密基地”作りへと発展していました。入口にはチャイムが作られ、基地の中には、冷蔵庫やトイレもおかれました。秘密基地遊びはその日の夕方も、さらには翌日にも続けられていました。




 子どもたちの“作りたい””やりたい”気持ちを育んでいく造形遊び。これからも大切にしていきたいです。


(YMCAつるみ保育園 中瀬 竜太)