YMCAつるみ保育園・平和の祈りの製作のご報告☆
まず、「へいわってなに?」という絵本を読んだ後、広島にある現在の原爆ドームの写真を見せながら、75年前の8月6日の8時15分に大きな爆弾が落ちてきて一瞬でたくさんの人が亡くなったこと、黒い雨が降ってきてその影響で、今でも苦しんでいる人がいることなど、当時起きたことを分かりやすく伝えました。
絵本「へいわってなに?」
原爆ドーム
次に、折り鶴を折る意味を伝えるために、折り鶴に深く関係している「佐々木偵子さん」の銅像と共に、当時2歳で黒い雨の影響もあって被爆し、小学6年生で病気になり入院し、元気になることを信じて偵子さんたちが折り鶴たくさん折ったこと話すと、子どもたちはさらに真剣な表情で写真を見ながら話を聞いていました。
最後に、「みんなにとって平和とはなに?」と聞くと「仲良くする」「ケンカをしない」など子どもたちなりの答えが返ってきました。
みんなが心を込めて作って完成した鶴は、いつでも折り鶴をみて平和を思い出せるようにと部屋に飾りました。
現在、コロナの影響で苦しい状況ですが、子どもたちが「平和」について少しでも考えるきっかけになったと思います。そして、鶴に込めたみんなの平和への思いがきっとどこかに届き、たくさんの人の心を温かくしてくれていると思います。
( つるみ保育園 福光 )