YMCAつるみ保育園・収穫感謝礼拝&クッキングのご報告
10月29日(木)、今年も収穫感謝礼拝を守りました。この日は在日大韓基督教会横須賀教会の金 迅野(きむ しんや)牧師が『2頭のロバ』のたとえ話をしてくださいました。
互いに紐でつながっている2頭は、協力したり譲ったり、相手を思いやらなければエサにはたどりつけません。子どもたちは絵の中のロバをハラハラ、わくわく見守りながら
「2匹でこっちに行けばいいんだよ」「どっちかが譲ってあげないと」と声を上げました。
「譲ってもらったロバはどんな気持ちだろう?」という問いかけには、
「ありがとうって気持ち。」と応えました。
金牧師はその『ありがとう』という言葉に拍手を送ります。
「2匹でこっちに行けばいいんだよ」「どっちかが譲ってあげないと」と声を上げました。
「譲ってもらったロバはどんな気持ちだろう?」という問いかけには、
「ありがとうって気持ち。」と応えました。
金牧師はその『ありがとう』という言葉に拍手を送ります。
そして、最後に「2匹を繋ぐこの紐はイエス様のような存在、共に分かち合おうとする心の真ん中にはイエス様がいてくださるよ」と教えてくださいました。
10月30日(金)には収穫の恵みに感謝してクッキングをしました。
この日のお昼ご飯は「鮭のちゃんちゃん焼き」。
みんなで力を合わせて自分たちのご飯を作るのは初めての体験です。たくさんの食材を前に子どもたちはとてもわくわくとした表情でした。
この日のメインの『鮭』は職員が子どもたちの目の前でさばきました。いつもよく見る切り身ではない巨大な鮭に驚きを隠せないみんな。「おおきーい!!」とビックリ。包丁を入れると鮮やかなオレンジ色の身が現れます。「すごい!」とみんな大興奮です。中には「血が出てるよ」「頭も切っちゃうの?」「かわいそう」そんな声も聞こえてきます。子どもたちは最後までじっと見守っていました。 “これが命をいただくということ。だからこそ大事に残さず食べようね” そんなメッセージが子どもたちに伝わればと願っています。
今回、りす組(2歳児クラス)・ひつじ組(3歳児クラス)は協力してお米をといだり、野菜あらい&野菜ちぎりに励みました。初めてのクッキングにやる気たっぷり!じっくり集中して取り組んでいました。
ぞう組(5歳児)は、包丁やピーラーを使って野菜の皮を剥きました。指を切らないように慎重に・・・ 段々自信もついてきて、生き生きと作業を進めていました。「目にしみるよー」と玉ねぎと格闘しながら全ての野菜を切り終えると、さっそくホットプレートに鮭と、みんなの愛情がこもった山盛りの野菜を乗せて蓋を閉めれば後は待つだけ。
頃合いを見て蓋を開け、味付けをすればおいしそうな香りが漂ってきました。
「お腹すいた!」といつもより早く遊びを切り上げてランチルームへ向かう子どもたち。
「お魚柔らかいよ」「この野菜、切ったよね」「この味、食べたことなかったよ!」大喜びで子どもたちもそして大人たちもみんなでおいしくいただきました。
「お腹すいた!」といつもより早く遊びを切り上げてランチルームへ向かう子どもたち。
「お魚柔らかいよ」「この野菜、切ったよね」「この味、食べたことなかったよ!」大喜びで子どもたちもそして大人たちもみんなでおいしくいただきました。
豊かな恵みを感謝して、そしていただく命を想って作った、こころのあたたかくなるクッキングのひと時でした。