2016年2月24日水曜日

いじめがなくなりますように

YMCAつるみ保育園・ピンクシャツデーのご報告
YMCAでは、いじめをなくす取り組みを行っています。
2007年、カナダで、ピンクのシャツを着て登校した少年がゲイだといじめられました。それを見た学生がピンクのシャツを知人に配り、みんながピンクのシャツを着て登校しました。学校中がピンク色も染まり、いじめが自然となくなったそうです。このエピソードが世界中に広まり、70ヶ国以上でいじめに対する活動が行われています。つるみ保育園でも呼びかけをし、たくさんのみなさまにご賛同をいただきました。
           
ピンク色のチラシやポスターを見た子どもが「これなーに?」 
お母さんが「みんながなかよくできるように、っていうことなんだよ」 
このようなやりとりがたくさん見られました。
本日2月24日(2月の第4水曜日)には、子どもたちといっしょにピンク色のシャツやズボンなどを身に着けて過ごしました。このことをきっかけに、いじめについて考え、いじめをなくすためにできることをしていけたらと願っています。

(YMCAつるみ保育園 松本慶也)

2016年2月19日金曜日

はじめてホットケーキを焼いてみました!

YMCAつるみ保育園・クッキングのご報告
 
 子どもたちは『しろくまちゃんのほっとけーき』という絵本が大好きです。

 そこで、210日に、りすぐみ(2歳児クラス)がはじめてのホットケーキ作りにチャレンジしました。
一週間くらい前に「エプロンをして、三角布をつけて、マスクをしてクッキングをするよ」と話をすると、次の日から「今日クッキング?」「あと何回寝たらクッキング?」「早くやりたーい」と楽しみにしていました。
エプロン、三角巾をつけるにもわくわくしていた子どもたちでしたが、それぞれ準備が終わると、3つのグループに分かれてクッキング開始!
ボウルにホットケーキミックス、牛乳を入れて混ぜ合わせます。
  「1,2,3,4・・・・・10」
  「ハイ!次の人」 
  お友だちがかき混ぜる様子をのぞき込みながら自分の番を待ちます。かき混ぜるごとに重くなってくる生地…!
  スプーンを持つ手に力が入ります。
いよいよ生地をすくい、ホットプレートに。もう待ちきれない様子です。保育者といっしょにフライ返しでクルリン! きつね色になっているのを見て「おー!!」 お皿に入れてトッピングのテーブルへ移動。
トッピングにはバナナ、ホイップ クリーム、そして前日に幼児グループが作ったいちごジャムをお裾分けしてもらいました。好きなものをトッピングしてもらい席に着きます。できたてのおやつをいただきながら、「おいしいね」「うん!」など会話も弾んでいました。

はじめてのクッキングはあっという間でしたが、大満足の子どもたちでした。これからも、自分で料理することを通して、食べる楽しさを味わって欲しいと願っています。
 YMCAつるみ保育園 佐藤和代)

2016年2月3日水曜日

お姉さん、お兄さんへのあこがれ

YMCAつるみ保育園・高校生のみなさんによる読み聞かせのご報告

1月20日(水)、お隣の鶴見総合高校アナウンサー科の生徒さんが、絵本の読み聞かせに来てくださいました。
「お姉さんとお兄さん、早く来ないかな?」とわくわくした様子で心待ちにするぞう組(5歳児クラス)の子どもたち。窓の外に姿が見えると「来た!!」と大喜びで手を振ってお迎えしました。

読み聞かせが始まると、紙芝居や絵本を食い入るように見つめるみんな。明るく迫力ある生徒さんの声や魅力あるお話の世界にすっかり引き込まれ、あっという間の時間でした。

最後はパチン!と、手と手を合わせタッチでお別れしました。お姉さん、お兄さんが18歳だと知った子どもたちはビックリ!「すごく大きいんだね。」とあこがれの眼差しで見つめていました。
 「バイバーイ!また来てね!」と玄関でお見送りをして、楽しい読み聞かせの時間は終わりました。 
 
今回、読み聞かせを聞いたぞう組は、春から小学校という新しい生活の場が待っています。日に日に期待が高まり、今は大きくなることが楽しみでたまらない様子です。子どもたちの目には来てくださった生徒さんが、ずっと大きくそして素敵に見えたことと思います。今回、読み聞かせや高校生の皆さんとの交流を通して、新たな希望が広がったようでした。これからも、さまざまな方々に保育園に来ていただき、ふれあいの時間が持てたらと思います。
  
  YMCAつるみ保育園 関口美帆)

ぺったん、ぺったんと楽しいおもちつき

YMCAつるみ保育園もちつきのご報告

  先日、毎年恒例のもちつきを行いました。

 朝から子どもたちはもちつきを楽しみにしていました。
 始めに保育者がもちつきについて話をしました。
   「昔はおもちがお年玉だったんだよ」
   「正月におもちを食べると一年間元気に過ごせると言われていたんだよ」
と伝えると、真剣な表情を浮かべて聞いていました。
 
 おもちになる前の蒸したもち米を試食すると「おいしい!」「もちもちするー!」と気づいたことを声にしていました。
 
 
 乳児のクラスも、保育者といっしょに杵を持ち、ぺったん、ぺったんとおもちをつきます。お友だちがやっている姿を見て次第に期待が広がっているようでした。
 幼児のクラスでは、自分で杵を持ちぺったん、ぺったん。うれしそうなその姿はとてもすてきでした。ついたおもちは自分でまるめました。「こんなに大きくしたよ」「見て、小さいのいっぱいつくったよ」と見せてくれました。







 
 子どもたちが事前に決めていた「いそべ焼き」「あんこ」「きな粉」の3種類を用意し、その中で好きな味を決めると、一番人気は「いそべ焼き」でした。
 

 当日は、お父さん、お母さんの方々にボランティアでご協力いただきました。本当にありがとうございました。
 このような日本の伝統的な行事を行うことで、食べる楽しさや心に残る体験を通じ、子どもたちが豊かな心を育んでいけるようにと願っています。
YMCAつるみ保育園 三浦彩菜)