3月11日、東日本大震災から5年がたちました。
横浜YMCAでは、「3・11をわすれない・・・」としてさまざまな取り組みを行っています。
YMCAつるみ保育園でも、震災をわすれずに災害に備える日として一日を過ごしました。
①もし津波がきたら・・・
保育園は高層マンションの一階にあり、津波の際は上層階に避難することを想定しています。防災センターの方と保育園の職員で、実際に11階まで非常階段を登って避難経路を確認しました。子どもたちが11階まで階段で上がるのは結構大変だと感じました。
②避難訓練
地震を想定して避難訓練を行いました。電気を消した暗い中を避難しました。みんな慌てずにすみやかに移動することが出来ました。
③引き取り訓練
大規模災害を想定して、保護者のみなさまに早めにお迎えに来ていただきました。緊急時には、いつもとは異なる方がお迎えに来ることもあるので、園児名を言っていただき、確実に子どもをお引き渡ししました。
④募金活動
お昼には、近隣の企業にご協力をいただき、街頭募金を行いました。
子どもたちが、鶴見中央地域ケアプラザ、生麦地域ケアプラザ、YMCAライフサポートセンター鶴見のみなさんといっしょに、東日本大震災支援のために募金を呼びかけました。たくさんの方々が立ち止まって募金をしてくださいました。
あの大震災から5年がたち、今の保育園児は大震災を知りません。体験した人が次の世代に伝えていかなければなりません。
これからも備えをするとともに、子どもたちとともに今も困難さを抱えている被災地の方々にこころを寄せて、わたしたちに出来ることをしていきたいと思います。
(YMCAつるみ保育園 松本慶也)