2016年5月29日日曜日

がんばるばい! 熊本

YMCAつるみ保育園・被災地からみなさんへ・・・

 私は今、大地震の被災地熊本に来ています。
場所は、一番被害が大きな益城町にある、「益城町総合運動公園(体育館)」です。町の施設ですが、熊本YMCAが指定管理者として運営しています。ここに避難されている方々の支援のために5月24日(火)に現地に入りしました。

被害の大きさに愕然としました

 体育館隣の陸上競技場にはテントでの避難生活の方が大勢おられます

 車中泊を余儀なくされている方も多いです

  体育館の入り口付近(隆起がひどいです)

   体育館のロビー(避難されている方のベッドや物資があります)

  体育館の一室で子どもを預かっています


             完成した体育館の避難スペース
        (ダンボールベッドに簡易マット、4方をカーテンで仕切ります) 


*避難されている方々は、体育館だけで約500名、
周辺の施設、敷地も含めると約1300名にもなります。

体育館の破損で、廊下で生活せざるをえない状況でした

仮設トイレ

自衛隊によるおふろ


全国から駆けつけている支援スタッフ
(YMCAの他、自治体職員、ソーシャルワーカー、看護師、医師など)




たくさんのボランティアが活躍しています
 (とくに毎日の館内外の清掃は大変です)


       ◇ボランティアによってさまざまなプログラムが行われています◇
             美容師による、カット・マッサージ

 インストラクターによる体操教室 

弁護士による法律相談



熊本出身のシンガーソングライター
「天音みひろ」さんがかけつけてくださり
美しい歌声を披露♪

阿蘇、大分からは馬4頭がやってきました
乗馬に大喜びのこどもたち


避難所のみなさんは、この先の生活(自宅の再建、仕事の再開など)の不安に押し潰されそうになりながらもがんばっておられます。お話を伺い、なんと声をかけてさしあげればよいのかわからない時もありました。また、「あんた、横浜からきたと!ごくろうさんね」と逆に励まされることもありました。
復興への道のりはまだまだこれからです。
横浜YMCAは、これからも募金活動や現地での支援を続けていきます。
みなさまも被災地の人々のことを心にとめていただき、あたたかい応援をお願いいたします。

(YMCAつるみ保育園 松本慶也)