2017年3月21日火曜日

すてきな芸術家誕生!

YMCAつるみ保育園・造形あそびのご報告 


 2月28日(火)、照沼晃子先生においでいただき、乳児クラスの子どもたちが造形あそび「クレパス描き」を楽しみました。
 クレパスはクレヨンより材質がやわらかく、手指の力が充分でない乳児期でも、ぬたくりやなぐりがき、そして線と線が交わった時にできる混色が綺麗に出るのだそうです。

 
  「どうぞ!」と真っ白な紙と7色のクレパスを手渡され、それぞれの思いとタイミングで描く0歳児クラス(ことり)の子どもたち!
 先生の優しい笑顔と、魅力的な素材(手作りのダンボールの画板に貼ってある八つ切りの白い画用紙と7色のクレパス)を見て、心が動き、造形あそびの始まりです。
 次々と自分からキャンパスに手を伸ばし、お気に入りの色を選んぶ、たのしさを味わっていました。クレパスの持ち方は様々。ひょんなことからテンテンと点が出来ることに気がついたり、描く音をたのしんだり、「もっと描きたい!」と2枚3枚と描き続けていました。
  
 

 
   はち切れんばかりの笑顔とキラキラした瞳の1・2歳児の子どもたち!
 「ちょうだい!」とキャンパスを手に取ると思い思いの場所で描きだしました。みなぎるエネルギーが背中からほとばしり、白いキャンパスにすうーっと細い線を描く子どもたち。しばらく、考えてはまたすうーと描いて考えて・・照沼先生は「芸術家ねー」と、子どもの線ひとつひとつに気持ちを添えて熱心にみていました。
 クレパス1色でグルグル円を描く子ども、さまざまな色を描き足していく子どもなど、一人ひとり感性が感じられました。「これ、○○なの」とうれしそうに話す子どもに「すてきね~」の声が聴かれました。
 始めはキャンパスの真ん中にこじんまりと描きはじめ、じょじょにもう1枚、もう1枚・・・!
描くうちに5枚目に!『怒った鬼』が力いっぱい描かれたり、一枚に集中して、「カメレオン」を描いたり、子どもたちの持っているイメージの豊かさと面白さが、造形あそびを通して大胆かつ繊細に表現された子どものアトリエの感性です。   
YMCAつるみ保育園 ゆん きょんへ)