2018年8月6日月曜日

土から絵の具を作っちゃおう!!

YMCAつるみ保育園造形遊びのご報告

YMCAつるみ保育園では、今年度も定期的に関東学院大学教育学部の照沼晃子先生にお越しいただき、絵の具や土粘土、木の枝や木の実、布など様々な素材を用いて、“心が動される瞬間を大切に”をテーマに造形遊びを行っています。
7月5日には、0歳から4歳の子が土を使った活動を行いました。ぞう組(年長児)が富士山YMCAにキャンプに行った際に頂いた土や、職員の実家から頂いた土、信楽焼きの土粘土など様々な土を用意し、ふるいにかけて準備をしていると子どもたちは「これ何?」と自然と興味を持ち集まってきました。

 
カップを渡し、好きな土を入れてもらい、そこに洗濯のりを入れて筆で混ぜてみました。すると、土が絵の具のように柔らかくなり、子どもたちは「わぁ~すご~い!!」と目を輝かせていました。そして、さらにそれを用意した段ボールや板、画用紙に絵の具のように筆で塗りたくっていきました。





子どもたちが土から作った絵の具に慣れてきた頃、三色の粉絵の具を土粘土に混ぜてみました。土から作った絵の具が、さらに絵の具らしくなり、何とも言えない味のある色味になっていきます。子どもたちの創作意欲はますます刺激され、どんどん大胆になって行きます。



絵の具を手にした子どもたちは、一人ひとりが画伯です。大胆にそして時には慎重に、段ボールや板、さらには保育園の窓ガラスもキャンパスにして、自由にたくさんの作品が出来上がりました。



出来上がった作品は今回も玄関に特設のアトリエを用意して、お迎えにきた保護者の方にも見てもらい、お迎えの際の会話もいつも以上に広がりました。


子どもたちの心が動く造形遊び、今後も定期的に行っていきます。

https://hoiku.yokohamaymca.org/tsurumi/

(YMCAつるみ保育園 中瀬 竜太)