2018年11月2日金曜日

一緒だと楽しさ100倍のお泊り会

YMCAつるみ保育園・きりん組お泊り会のご報告


 10月26日(金)~27日(土)にきりん組(4歳児クラス)のお泊り会を行いました。おうちの人と離れて、お友だちと保育園に泊まる初めての経験。子どもたちは数日前から期待と不安にドキドキワクワクしていました。

 前日の夕方に集まりをし、お泊り保育に向けてしおりを見ながら、持ち物やスケジュールを伝えると、保育者の声に真剣に目も耳も傾け聞いていました。

 1日目の朝、元気に登園してきた子どもたち。12人だけで乗るバスはまた新鮮でとっても嬉しそうに乗り込んでいます。遊具で身体を動かし遊ぶことと自然に触れるのが大好きなきりん組ということで今年は『くりはま花の国』に行くことにしました。バスが出発するなり、「ゴジラって本当にいるの?」「大人よりも大きいのかな?」「動くのかな?」と前日に公園内にゴジラが居ると話したことを思い出し、お友だちと会話を弾ませていました。





 花の国に着くと、地図看板を見つけ今どこにいるか、どこに向かうかを確認しあいました。「あ、ゴジラ見つけた!!」と地図上に見つけたゴジラに注目し期待度もアップです。花畑の真ん中に汽車の看板が見えみんなで記念撮影!




さて、ゴジラに向かっていざ出発!!長い坂道を進んでいると、前から「シュッシュッ」と汽笛の音と同時に汽車の姿が見えてきました。「わああ!汽車だ!!」と大喜びの子どもたち。長い坂道の途中で釘付けになりまた歩く気力を取り戻した様子でした。またしばらく歩き進め、角を曲がると…そこには見上げるほど大きなゴジラが現れ大喜び。近づくとお腹の中が滑り台になっていました。最初に一人一回ずつ滑ってからアスレチックへ移動して思い思い遊んでいました。







お弁当の時間。お家の人が作ってくれた愛情たっぷりのお弁当に嬉しさがいっぱいで、友だちや保育者に紹介しながら夢中になって食べていました。



お腹が満たされてから、みんなが乗りたいと口をそろえて言っていた汽車に乗りに行きました。汽車の停留所で一列になり「「乗りまーす!!」」と運転手さんに合図すると、目の前で止まった汽車に乗り込みました。ドキドキと目を輝かせ出発進行!!!とにかく楽しそうに汽車を堪能していましたよ。





目的地に到着し、大きなローラー滑り台や複雑な造りのアスレチック、ターザンロープと思う存分に自由に過ごしていました!!



 公園内の展望台でおやつを食べてからバスに乗り保育園へと向かいました。
保育園に着き、ロッカーから着替えかごと汚れ物かごを多目的室に運び、荷物の整理をしました。2~3人ずつ保育者と手順を確認しながらも一人で整理整頓していましたよ。
夕食までの時間は、花の国の絵を描いたり、ブロックや折り紙を過ごしてゆったりと過ごしました。




待ちに待った夕食は、焼肉!!ラップに包んだご飯を握り、おにぎりにして食べました。たっぷり公園で遊んだのでお腹を空かせていたみんなはいつも以上におかわりをしてよく食べていましたよ!!


夕食後、しょうこさんによるお楽しみの時間。ねこざかなの紙芝居と、カレーライスのエプロンシアターなどを披露してくれました。



その後順番に、お風呂に入り楽しみにしていたアイスクリームも食べました。





歯磨きをしてから自分で布団を引き、おやすみなさい。少しの寂しさも見せつつもぐっすりと眠りについていました。
2日目の朝、目を覚ました子どもたち。せっせと布団カバーを外し着替えを済ませ、朝食を食べました。今年は和食!白ご飯に納豆、のり、ふりかけを自由に選んで食べました!



 最後の思い出作りは、部屋一面の模造紙にみんなでくりはま花の国を描きました。絵の具を各種カップに用意し、好きな色を1色ずつ使いました。それぞれが印象に残った事を真剣になって筆を動かし描いていました。絵の上には画用紙で作った自分やゴジラ、汽車を貼り合わせ素敵なつるみの国が出来ました。





 普段とは違う活動にドキドキ・ワクワクといろんな姿を見せてくれた子どもたち。友だちと生活経験を共有してお互いの関係が深まったように感じます。この経験が活力に繋がることを願い、子どもの力を信じ、これからの成長を見守っていきたいです。


https://hoiku.yokohamaymca.org/tsurumi/
(YMCAつるみ保育園 三浦 彩菜)