2020年2月27日木曜日

いじめをなくそう!!

YMCAつるみ保育園・ピンクシャツディのご報告


226日(水)はPink Shirt Day

 2007年、カナダで、ピンクのシャツを着て登校した少年がゲイだといじめられました。それを見た学生がピンクのシャツを知人に配り、みんながピンクのシャツを着て登校しました。学校中がピンク色も染まり、いじめが自然となくなったそうです。このエピソードが世界中に広まり、70ヶ国以上でいじめをなくそうとさまざまな活動が行われています。




YMCAつるみ保育園でも、園児や保護者のみなさんに呼びかけて、いじめについて考える機会を持ちました。
当日は、いじめをなくしたい、という気持ちを表すために、ピンク色のものを身に付けて過ごしました。






このような取り組みを通じて、人を大切にするこころを育み、子どもたちが「平和を作り出すひと」になってくれると願っています。


(YMCAつるみ保育園 中瀬)

2020年2月7日金曜日

助け合える仲間と共に!!

YMCAつるみ保育園冬キャンプのご報告 Part.3

5歳児クラス(ぞう組)冬キャンプは、体調不良で2人が欠席となってしまったものの、大きな怪我や途中で具合の悪くなる子も出ることなく、無事終了しました。


 3日目の朝は雲がどんよりと広がり、富士山は顔を隠していました。しかし、子どもたちの心は「今日お家に帰るんだよ」と伝えると、晴れ晴れして嬉しそうな表情をしていました。着替えを済ませた後は、みんなで協力して、布団のカバーを外し、畳んで返却しました。保育園でいつも寝ている布団とは違い大人サイズのカバー外しに試行錯誤。お友だちが困っているとサッと手伝う姿もありました。その後、朝食を食べました。

 朝食の後は、帰りの荷物整理。使った衣類、使わなかった衣類、雪あそびセット…と一つずつ確認しながら、たたみ、大きなリュックへ詰めていきました。2回目のキャンプという事もあり積極的に取り組んでいました。


 「富士山YMCAで自由にたくさん遊ぼう」をテーマとし、子どもたちの意思を優先するプログラムにしました。昨日、おとといで富士山YMCAでどんな遊びが出来るか経験した子どもたちからは、「ハンモックがいい!!」「大きいブランコがしたい!!」「すすきの迷路にも行きたい!!」とやりたいこともいっぱいでてきて、自分たちで話し合いました。「時間があるから、全部やろう!!まずは、ハンモックから!!」場所に到着するなり、飛び乗っていました。ハンモックの上で転がってみたり、揺らして揺れを楽しんで見たり、思い思いに楽しんでいました。その後、すぐ横にある、ベニヤ板の斜面遊びも楽しみました。




 次はブランコチームと、すすきの迷路チームに分かれて遊びました!!ブランコは2~4人ずつ、揺れを楽しんでいました。


 すすきの迷路チームは、迷路の中を縦横無尽に駆け巡りながら、動物や虫のカードを探し、見つけると大喜び!!「あ、こっちにうさぎあった!!」「こっちにクワガタいたよ~!!」「あっちに行ってみようぜ!!」とみんな大興奮!!途中で、ブランコチームも合流し、みんなで何度も迷路の中を走り回り、まだ見ぬ動物・虫カードを探し回りました


 たっぷり遊んだ後は、仲間と富士山で食べる最後の食事。遊び疲れた表情も見られましたが、仲間と会話をしながらのランチタイムは、なんだか、まもなく終えるキャンプの余韻を楽しんでいるようでした。
 その後は、閉村式。3日間一緒に過ごした東かながわ保育園、オベリン保育園のお友だちと、共に、富士山YMCAに「お世話になりました」「またね!」と挨拶をしました。やっと帰れるとホッとした表情を見せる子と、もう一回くらい泊まりたかったなあとつぶやく子もいました。帰りのバスの中はぐっすり眠れる子が多く、東かながわ保育園に着くと新しくできたお友だちと挨拶をしてお別れをしました。




 その後、無事保育園に到着。園で待っていた幼児クラスのみんなからおかえりなさいのメッセージと出迎えてくれました。3日間のキャンプで一番楽しかったことを一人ひとり振り返り、おうちの方のお迎えを待ちました。おうちの方に久しぶりに会えると、みんなとっても嬉しそうにして、ぎゅっとハグしてもらい幸せそうな顔をしていました。


 3日間の冬キャンプも無事終わりました。
初めてのソリ遊びにドキドキ・わくわくしたり、夢中になって凧を上げたり、すすきの迷路を走り回ったり、子どもたちはのびのび、いきいきと遊び、その中で子どもたちは仲間とのキャンプ生活を楽しみながらも、お家の人のことを思いちょっぴり寂しくなり、それでも仲間とそれを乗り越えたりもしました。困ったとき、寂しくなった時も、助け合える仲間がいる。この冬キャンプでの体験はきっと良き、思い出となることでしょう。そして成長の糧になることを信じています。
 次、富士山YMCAに来る時には小学生になって卒園児として会えることを楽しみにしています。



https://hoiku.yokohamaymca.org/tsurumi/

(YMCAつるみ保育園 中瀬 )

2020年2月6日木曜日

そり遊び三昧!!

YMCAつるみ保育園冬キャンプのご報告 Part.2

 ぞう組、冬キャンプ2日目。


 朝の内は雲も多かったのですが、天気はどんどん回復していき朝食を食べ終わるころにはとってもいい天気となっていました。昨日は早く帰りたいという声も聞こえてきましたが、キャンプ2日目の今日は、みんなが冬キャンプで楽しみにしていた雪遊びがある日です。朝食の後は、スキーウェアーに身を包み、「早く雪遊びしたい!!」と目をキラキラと輝かせていました!!バスに乗り込み水が塚へ。途中まで雪の気配もないくらいでしたが、いつの間にか雪景色が広がり、「雪だ~!!」と歓声が上がっていました。



 水が塚に着くと早速、雪に触れ、「冷た~い!!」の声、手袋もしかっりとして、そり遊びを始めました!!一度滑るとその楽しさに、みんな目を輝かせ、何度も何度も滑っていました。徐々にブレーキのかけ方や、曲がり方も上手くなっていき、一人で何度も滑ったり、友だちと2人乗り、3人乗りで楽しんだり、思う存分そり遊びを楽しんでいました!!






 たくさん滑ったあとは、お昼タイム!!水が塚の森の駅でおにぎりとあたたかい豚汁をを頂き、みんな心も身体もホッと温まっていました。


 お昼ご飯で少し休憩した後は、午後もそりで思う存分遊びました!!保育者も一緒に滑ることを楽しみ、大人も、子どももキャーキャー、言いながら笑いが止まらなくなるほど楽しんでいました。



 そりをたっぷり遊んだ後は、バスでちょっぴり寝たり休憩し、富士山YMCAに戻ってくると、おやつを食べました。そして、その後は昨日できなかった凧あげをしました。今日は風も強すぎず、とっても良く凧も上がっていました。



 凧あげの後は、草原の鐘を鳴らしたり、すすきの迷路に行って、遊んだりもしました。





 夕食も昨日同様、仲間とわいわい楽しんだ後は、待ちに待った東かながわ保育園、オベリン保育園とのキャンドルナイト。この日の為に作った牛乳パックのランタンを持ち入場した後、一つ一つのろうそくに火を灯していきました。幻想的なろうそくの明かりの中、あびすけリーダーの進行のもと、一緒にゲームをしたり、キャンプソングを歌ったり、踊ったりしました。


 お風呂に入り、部屋に戻ったあと、一人ずつキャンプで楽しかったことを聞いてキャンプを振り返ってみました。今日は圧倒的にそり遊びの思い出話が次々と出てきました。いよいよ明日は最終日。おうちに帰れる嬉しさと、仲間とのキャンプが終わる寂しさが入り混じりながら、残りの時間を楽しみたいと思います。「ママとパパ今頃何してるのかな?」と心のどこかにおうちへの想いはあるけれど、非日常の新鮮な体験に夢中で向かっていっています。自分のことは、自分で。でも困った時にはすぐ近くに仲間がいる。それぞれが力を発揮し、仲間と共に生き生き生活しています。

                           (YMCAつるみ保育園 中瀬)

ベビーマッサージの体験講座

YMCAつるみ保育園・地域活動「パパ&ママとベビーマッサージ」のご報告



先日、鶴見中央地域ケアプラザで、パパ・ママ向けベビーマッサージの体験講座を行いました。

近隣にお住まいの方を中心に13組のパパ・ママ、赤ちゃんにご参加いただきました。
はじめの自己紹介では、赤ちゃんのお名前と子育ての悩みを話していただきました。
「歯が生え始めて授乳が大変!」「ひとりでどうやってお風呂に入れたら?」など、
それぞれのお話にうなずいたり微笑んだりと皆さん耳を傾けていました。



 
ゆっくり手遊びなどをしながら赤ちゃんとふれあい、ベビーマッサージがスタート。
最初は、慣れない手つきで、でも愛情いっぱい声を掛けながらのパパ・ママに
赤ちゃん達も嬉しそうに視線を送っていました。


手遊びしている人たちの間を、元気いっぱい動き回る子や、マッサージが進むと、
気持ちよくなって眠り始める赤ちゃんもいました。



ひと通りマッサージが終了すると、赤ちゃんたちの授乳タイムに、パパたちには別室でお待ちいただき、少しの間休息です。その間、ゆっくり授乳しながらもママたちの楽しいおしゃべりは続きます。同じような月齢のお子さんを持つママ同士話は尽きないようでした。


週末のイベントで、パパ達にもご参加いただいたベビーマッサージ。
「パパとママが分かるようになって、パパに若干人見知り…」いうお悩みもありましたが、
今回のベビーマッサージを遊びのひとつにして、これからもたくさん赤ちゃんと
ふれ合ってもらえたらなと思います。


これからも、子育て中の皆様に楽しんでいただけるプログラムを案内していきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。


https://hoiku.yokohamaymca.org/tsurumi/
YMCAつるみ保育園 綾部 美佐子)


2020年2月5日水曜日

ただいま富士山!!

YMCAつるみ保育園冬キャンプのご報告 Part.1

 ぞう組(5歳児クラス)の子どもたちが、2月5日(水)~7日(金)までの2泊3日で冬のキャンプに来ています。行先は、夏のキャンプと同じく富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジとその周辺です。


 1日目の様子をご報告いたします。
数日前から、「あと○日寝たらキャンプ!」「雪が降っているといいな」などと、キャンプを心待ちにしてきた子どもたち。荷物の準備をしたり、キャンプソングを口ずさんだりとと、気持ちは高まるばかり。
 当日のお天気は絶好の晴天で冬キャンプ日和となりました。少し寂しい気持ちと、ドキドキを胸に大型バスに乗っていざ出発!出発するとすぐに「お腹すいた!!」の声、お弁当が待ちきれないようです。夏と同様、冬のキャンプも東かながわ保育園に立ち寄り、久しぶりに同じ年長児のぞう組のお友だちと再会を果たしました。
 バスの中では、東かながわ保育園のお友だちと「お名前なんて言うんだっけ?覚えてる?」と久しぶりに会う再会の会話を楽しんだり、キャンプソングや、テレビの曲を口ずさんだり、、バスレクをしなくても自然と交流が見られ、楽しい車中となりました。天気がとっても良かったので、バスが出て30分も経たないうちから富士山がきれいに見えていたのですが、富士山が窓から見えるたびに「富士山だ!!」とみんな嬉しそうに、一斉に喜び合っていました。



 みんなのお腹がペコペコになったころ富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジに到着しました。到着すると冬はさらにもう一園、オベリン保育園のお友だちが待っていてくれました。オベリン保育園のお友だちには、「はじめまして」、開村式では、「ただいま~!!」とゴリラリーダーへ嬉しそうに挨拶し、飛び切りの笑顔を見せていました。そして、開村式の後はお待ちかねのお弁当タイム!!お友だちと会話を弾ませながら、おうちの方が用意してくれたお弁当を感謝していただきました。


 お弁当の後は、少し時間があったので、草原で鬼ごっこをしたり、夏に来て覚えていたので自然と「ハンモック行きたい。」の声が上がり、ハンモックや起伏の激しい坂道下りを楽しんだりしました。





その後は、楽しみにしていた凧作り。リーダーの説明をじっくり聞きながら、ついつい話の途中で先に進めたくなる気持ちをこらえながらも、真剣に、慎重に作りました。作った後は実際にちょっとだけ飛ばしてみましたが、風が強すぎたのであえなく断念。凧あげは明日以降にやることにしました。



凧作りの後は、支援センターでお楽しみのおやつタイム!!薪に火をともし、さつまいもやりんごをアルミホイルで包んで焼いて食べてみたり、マシュマロを串に刺して少しあぶって食べてみたり、ホットカルピスやホットココアを飲んで身体を温めました。「甘くておいし~い!!」自分のお気に入りがそれぞれみつかったようで、幸せそうな表情を浮かべていました。その後は、それぞれが思い思いに遊びました。





夕食も仲間とわいわい話しながら楽しく食べ、そのあとは、ナイトハイクを行いました。昼間と違い一面真っ暗の富士山YMCAに「怖い」という声も少し聞こえましたが、お友だちと手をしっかり繋ぎ、一人一個ずつのランタンがあれば大丈夫!!ヘリポートではランタンの明かりを一度消してみることに!!「うわ~星がきれい!!」と歓声も上がっていました。天気が良く月明かりも明るかったので、富士山も暗い中に見えて、「すご~い!!」と言ったり、駿河湾の方を見ると街の明かりがきれいに輝いていて、みんな目を丸くしていました。帰り道にはランタンを振ってみて、それもまたきれいで、みんなでパプリカを歌いながら、ライトを振ってみたりもしました。



その後は、もう一つの楽しみお風呂タイム!!仲間と入る大きなお風呂は格段に楽しいようで、笑い声であふれていました。


お風呂の後は部屋に戻り、明日の予定を確認したあと、今日楽しかったことをそれぞれが語り合い、楽しさとちょっぴりの寂しさを胸に眠りにつきました。



 冬キャンプ1日目、天候にも恵まれ、子どもたちも富士山の大自然の中、のびのびと楽しんでいます。



(YMCAつるみ保育園 中瀬)