YMCAつるみ保育園・幼児クラス おまつりごっこ
つるみフェスタの開催が近づいてきたある日、保育者が「おまつりごっこをしようか?」と
声をかけたことがきっかけで、本格的な「おまつりごっこ」の準備が始まりました。
いざ、お祭りで売っている食べ物を作ろうとすると、コロナ禍もあり、お祭りのイメージがあまり沸かない子が多くみられました。
それでも、お祭りの屋台の絵を見たりしながら、様々な材料を使って食べ物に見立てて作ろうと意気込む子どもたちの姿がありました。
軽い紙粘土を使って、「りんご飴」「チョコバナナ」「アイス」を作っています☆
割りばしにくっつけた粘土をくるくると上手に回転させながら、色を塗っていきます。
毛糸や色画用紙で作った焼きそばは子どもに人気で、出来上がると「本物みたい!」と
目を輝かせていました。
おまつりごっこで使うお金やお店の看板も、子どもたちの力で作りあげました。
おまつりごっこ前日は、おまつりごっこを楽しみにする声がたくさん聞こえてきました。
いよいよ、おまつりごっこ当日です。
お店屋さんとお客さんに分かれて楽しみました。
魅力的な屋台の食べ物がたくさん!
「どれにしようかな~?」と選ぶときも楽しそうです。
お金の受け渡しも、おまつりごっこを通じて学んでいるようです。
年上児が年下児に対して、決まり事や金魚すくいや輪投げのルールを教えている姿がたくさんみられました。このような異年齢の関わりも大切にしていきたいです。
おまつり会場には、ちょっとした休憩スペースを設けました。
買ってきた食べ物を、友だちと見せ合ったり、食べる真似をしたりと、にぎやかな話し声が聞こえてきました。
子どもも保育者も楽しい時間を過ごすことができました。
準備をすることの大変さや、何かを作り出すことの楽しさ、
お金の使い方など、このおまつりごっこから様々なことを学べたように思います。
子どもの「やってみたい!」という気持ちをこれからも引き出していきたいです。
(つるみ保育園 幼児)