2016年3月31日木曜日

イースターおめでとう!

YMCAつるみ保育園・イースター礼拝のご報告

 イースターとは、十字架にかけられたイエスさまが、三日目によみがえられたことをお祝いするキリスト教の行事です。
 教会では、春分の日から数えて初めの日曜日(今年は3月27日)にイースター礼拝を守りますが、保育園では25日にみんなで礼拝をしました。
  
     
   わたしは復活であり、命である。
     (ヨハネによる福音書11章25節)


 
 日本ホーリネス教会鶴見教会の遠藤京子牧師が、紙芝居で、「イエスさまは、十字架にかけられ一度はなくなられましたが、よみがえられ、今も生きておられ、そばにいてくださいますよ。だから、今日は、イースターおめでとう!とあいさつをしましょう。」とお話ししてくださいました。
 

 礼拝の後は、みんなで作った手作りの「イースターエッグ(卵)」カードを探す、イースターエッグハントを楽しみました。
 新しい命のシンボルの「イースターエッグ」は、命をたくさん産み出すシンボルの「ウサギ」が運んできてくれました。
 保育園中に隠された「イースターエッグカード」をひとりにひとつずつ手に取り、お友だちと「イースターおめでとう!」と喜びを分かち合いました。
   YMCAつるみ保育園 ゆん きょんへ)

感謝のこころと夢を抱いて・・・

YMCAつるみ保育園・卒園式のご報告
 
 3月19日(土)、保育園にて第12回卒園式がおごそかに行われました。
 保護者の方がたと笑顔いっぱいで登園する子どもたち。いつもと違った服装、園の雰囲気に少しわくわくしている様子です。友だちと会うといつもの会話が始まり、この日を喜び合いました。

 ぞうぐみ保護者・来賓・職員が揃って着席し、ぞうぐみの子どもたちの入場が始まりました。


 
 保育証書授与では、名前を呼ばれると大きな声で返事をしました。前へすすみ出て「大きくなったら○○になりたいです。」と一人ひとり、将来の夢を発表してくれました。
 園長先生から保育証書を授与され、お父さん・お母さんの方へと向かい「六年間ありがとう」と感謝の気持ちを伝える子どもたちを見て、ハンカチで涙をぬぐう保護者の方の姿がありました。きっとさまざまな思い出がよみがえってきたことと思います。










 そして、「ね」「ともだちさんか」「365日の紙飛行機」の歌とともに保育園で過ごした日々を子どもたちの言葉でひとことずつ聴かせてくれました。元気な歌と、心に響く言葉の数々。堂々とした頼もしい姿で歌う子どもたちに会場は感動でいっぱいでした。



  最後に日本ホーリネス教団鶴見キリスト教会の遠藤牧師祝福のお祈りを頂き、保護者の方と手をつなぎ、「世界中の子どもたちが」の曲に合わせて退場しました。みんなの拍手の中、アーチをくぐる姿は素敵な笑顔がいっぱいあふれていました。
 
  今まで、たくさんのご協力をしてくださった保護者のみなさんに感謝を申し上げます。
   そして、これから夢に向かって羽ばたいていく子どもたちをいつまでも応援しています。

YMCAつるみ保育園 角田 千恵)


2016年3月25日金曜日

3・11をわすれない

YMCAつるみ保育園・災害に備える日のご報告

3月11日、東日本大震災から5年がたちました。
横浜YMCAでは、「3・11をわすれない・・・」としてさまざまな取り組みを行っています。
YMCAつるみ保育園でも、震災をわすれずに災害に備える日として一日を過ごしました。

①もし津波がきたら・・・
 保育園は高層マンションの一階にあり、津波の際は上層階に避難することを想定しています。
 防災センターの方と保育園の職員で、実際に11階まで非常階段を登って避難経路を確認しました。子どもたちが11階まで階段で上がるのは結構大変だと感じました。
 

②避難訓練
   地震を想定して避難訓練を行いました。電気を消した暗い中を避難しました。みんな慌てずにすみやかに移動することが出来ました。


③引き取り訓練

   大規模災害を想定して、保護者のみなさまに早めにお迎えに来ていただきました。緊急時には、いつもとは異なる方がお迎えに来ることもあるので、園児名を言っていただき、確実に子どもをお引き渡ししました。




④募金活動
 お昼には、近隣の企業にご協力をいただき、街頭募金を行いました。
 子どもたちが、鶴見中央地域ケアプラザ、生麦地域ケアプラザ、YMCAライフサポートセンター鶴見のみなさんといっしょに、東日本大震災支援のために募金を呼びかけました。たくさんの方々が立ち止まって募金をしてくださいました。


    あの大震災から5年がたち、今の保育園児は大震災を知りません。体験した人が次の世代に伝えていかなければなりません。
   これからも備えをするとともに、子どもたちとともに今も困難さを抱えている被災地の方々にこころを寄せて、わたしたちに出来ることをしていきたいと思います。
(YMCAつるみ保育園 松本慶也)

2016年3月10日木曜日

ゆらゆら体験に夢中

YMCAつるみ保育園
地域子育て支援活動 「親子でどっきどっき体験」 のご報告


3月5日(土)に鶴見中央地域ケアプラザにて、曲芸師の天野耕太さんをお迎えして、親子体験のイベントをおこないました。
 地域のみなさん(子ども18人、大人14人)、YMCAつるみ保育園、YMCAかわさき保育園、その他の保育園の子どもたち28人他 計80人にご参加いただきました。
 
               まず、天野さんのパフォーマンスです
太いパイプと板を使います

 
パイプの上の板に乗ったローラーバランス芸にみんなくぎ付けです

 パイプをどんどん積み上げて、今にも落ちそうです
会場には悲鳴が!

ローリングしながら、さらにはジャグリングも

子どもを誘って「できるかな?」   大人だってできますよ

では、みなさんもチャレンジしてみましょう

           子どもも大人もみんな「やってみた~い!」
           天野さんのパフォーマンスを見ていると、
           「むずかしそう!わたしには出来そうもない」と思っていましたが…
           
やってみると、こんなに楽しいことはありません。
              みんなすぐに、バランスをとる遊びに夢中になりました

天野さんいわく
「できることが大切なのではなく、緊張しながらも集中したり、
興味をもってチャレンジするその体験こそが貴重なんです」


天野さんは13歳の時、単身でスペインに渡り、世界的団体「ベンポスタスサーカス」に入団。
サーカスのパフォーマンスを通じて平和のメッセージを伝え、ヨーロッパ南米各地を巡業されたそうです。
 緊張感の中で、言葉や文化が違う場所で生活し、「異なるもの」に触れ、それを受け入れていく毎日の新鮮な体験が、平和につながっていると感じてきたということです。

 素晴らしいパフォーマンスを見られただけでなく、自らチャレンジし、夢中になって取り組むことができた「どきどきわくわく」のひとときでした。

(YMCAつるみ保育園 松本慶也)